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県職員平均は79万6千円 公務員に冬のボーナス

 公務員に10日、冬のボーナスが支給された。和歌山県では、一般職(平均年齢42歳5カ月)の平均が79万6582円で、昨年同期より1万3823円減った。支給割合は昨年同期より0・025カ月分少ない2・2カ月分だった。

 県人事委員会が10月、新型コロナウイルスの影響により、民間のボーナスは県職員より少なくなっているとし、支給割合の引き下げを勧告。県議会で条例改正が可決された。

 一般職のうち知事部局(44歳7カ月)は79万7067円、教育関係(42歳8カ月)は80万2490円、警察関係(38歳6カ月)は77万3202円。

 特別職は知事が283万3833円、副知事は222万4910円、議長は227万2875円、副議長は193万7925円、議長と副議長を除く議員の平均は184万2225円。

 支給総額は128億39万4721円で、昨年同期より2億977万2747円減った。

■田辺市は平均72万6千円

 田辺市職員(再任用含む)の平均支給額は72万6397円(平均42歳11カ月)で、昨年同期より2万3876円下がった。一般職の支給割合は2・2カ月分で昨年より0・05カ月分減、再任用は1・175カ月分。支給人数は866人。

 特別職は市長215万500円、副市長(2人)178万8825円、教育長161万2875円、議長130万7406円、副議長116万781円、議員(20人)105万813円。支給割合は2・125カ月で、昨年同期より0・05カ月減。

 支給総額は6億5988万5084円で、昨年同期より903万7185円減った。
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