世界遺産「二河峠」が通行可能に 那智勝浦町の熊野古道
和歌山県那智勝浦町を通る熊野古道で通行止めになっていた世界遺産の「二河峠」が、8日から通行可能になった。町が、道にかぶさっていた土砂や落ち葉などを取り除き、通れるようにした。
二河峠につながる道が狭くなり、通行するのに危険性があったことから、町が11月30日に通行止めにした。
その後、町は対策を検討。町から委託を受けた業者と職員が5日、道約11メートルにわたりかぶさっていた土砂や枯れ草を取り除き、60センチの道幅を確保した。同時に道に沿った山側斜面でもろくなって崩れそうな部分を取り除いた。道に沿った谷側には目印のポールを立ててロープを張り、両側には「一部狭いところがあるので安全に気を付けて歩いて下さい」と注意を呼び掛ける表示板を設置した。
町は「ひとまずはこれで通行止めを解除した。今後、状況を見て、必要であれば対策を考えたい」と話している。
二河峠につながる道が狭くなり、通行するのに危険性があったことから、町が11月30日に通行止めにした。
その後、町は対策を検討。町から委託を受けた業者と職員が5日、道約11メートルにわたりかぶさっていた土砂や枯れ草を取り除き、60センチの道幅を確保した。同時に道に沿った山側斜面でもろくなって崩れそうな部分を取り除いた。道に沿った谷側には目印のポールを立ててロープを張り、両側には「一部狭いところがあるので安全に気を付けて歩いて下さい」と注意を呼び掛ける表示板を設置した。
町は「ひとまずはこれで通行止めを解除した。今後、状況を見て、必要であれば対策を考えたい」と話している。