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白砂のコートで熱戦 白浜でビーチアルティメット大会

砂浜の上で競技を楽しむ参加者(14日、和歌山県白浜町の白良浜で)
砂浜の上で競技を楽しむ参加者(14日、和歌山県白浜町の白良浜で)
 和歌山県フライングディスク協会は14日、白浜町の白良浜で「第3回白浜ビーチアルティメット大会」を開いた。県内から142人が出場し、白砂のコート上で熱戦を繰り広げた。

 白浜町や紀伊民報など後援。

 競技は5人制で、試合時間は15~20分。ディスクを落とさずにパスをつなぎ、コート端のエンドゾーンでキャッチすれば得点となる。

 3月に開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。8月に田辺市と周辺5町、県が日本フライングディスク協会と地域振興に関する協定を結んだことから、地元の人にもビーチスポーツを楽しんでもらおうと新型コロナの感染対策を徹底した上で開催した。

 「オープン」「ゆるミックス」「6市町」の3部門に、田辺市やその周辺町、和歌山市などから18チーム142人が出場した。コートは、75メートル×25メートルの5面を設けた。参加者は、白砂を巻き上げながらコートを走り、巧みにパスをつないで得点。観客からも拍手が上がった。

 田辺高校3年生の友人8人でチームをつくり、出場した宮井俊輔君(17)は「高校最後の年なので、思い出づくりのために出場した。みんなで声を掛け合いながら、チームワークを生かして競技をするのが楽しい。これまで放課後に集まって練習してきたので、精いっぱい競技を楽しみたい」と笑顔で話した。

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