夏眠終えテングチョウ乱舞 和歌山県南部の山中
和歌山県紀南地方の山中で、てんぐの鼻のような突起を持つテングチョウ(タテハチョウ科)が、夏眠を終えて飛び回っている。約1年を成虫の姿で過ごす長寿のチョウで、今後の冬眠に向けて吸蜜している。
テングチョウは羽を広げると5センチ前後。6月ごろに成虫が出現し、その後、盛夏に休眠する。秋に再び活動を始め、そのまま成虫で越冬する。冬眠を終えると産卵して5月ごろには姿を消す。
主に山地から平地の雑木林の周辺に生息する。田辺市中辺路町の自然林では、群生するアケボノソウの周りを乱舞して、他の昆虫と一緒に吸蜜する姿が見られる。羽を閉じると枯れ葉のようで目立たないが、飛んでいると茶褐色にだいだい色の斑紋が美しい。
テングチョウは羽を広げると5センチ前後。6月ごろに成虫が出現し、その後、盛夏に休眠する。秋に再び活動を始め、そのまま成虫で越冬する。冬眠を終えると産卵して5月ごろには姿を消す。
主に山地から平地の雑木林の周辺に生息する。田辺市中辺路町の自然林では、群生するアケボノソウの周りを乱舞して、他の昆虫と一緒に吸蜜する姿が見られる。羽を閉じると枯れ葉のようで目立たないが、飛んでいると茶褐色にだいだい色の斑紋が美しい。