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「Go To」効果に感謝 白浜町長らが二階氏と懇談

二階俊博幹事長(正面)と和歌山県白浜町の各種団体の代表ら(1日、和歌山県白浜町で)
二階俊博幹事長(正面)と和歌山県白浜町の各種団体の代表ら(1日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町の井澗誠町長や町内の観光、商工団体の代表らが1日、自民党の二階俊博幹事長と町内のホテルで会談した。町側の出席者は政府の「Go To キャンペーン」効果に感謝し、二階幹事長は「活気ある白浜」に向けて誘客への協力を約束した。

 会談には井澗町長のほか、白浜観光協会の藤田正夫会長、白浜温泉旅館協同組合の沼田久博理事長、町商工会の久保木弘会長、町議会の西尾智朗議長、堀匠副議長が出席した。

 町側の出席者はそれぞれ「Go To キャンペーン」の効果について観光客が増えていることや、11、12月の宿泊予約状況が順調であることなどを説明。今後のイベント、パンダなども話題に上げた。

 二階幹事長は「大切なのはまた来たいと思ってもらうこと。言葉が通じなくても、歓迎の気持ちは外国の人にも伝わる。何でもお手伝いします」と協力を約束。自身が会長を務める全国旅行業協会や党の新聞へのPR記事の掲載を提案したり、誘客のアイデアをアドバイスしたりした。「白浜は日本の観光の代名詞。全国の観光地への影響力を考えると白浜への期待は大きい」と激励した。

 旅館組合によると、加盟施設の宿泊客数は5月は前年同月比でマイナス97%だったが、その後は回復傾向にある。観光支援策「Go To トラベル」の効果もあり、9月は前年同月比の86%にまで戻っている。

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