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アルミ缶回収協力で優秀賞 田辺市の三栖小

地域のリサイクル業者(右)から感謝状の伝達を受ける環境委員会の児童=和歌山県田辺市中三栖で
地域のリサイクル業者(右)から感謝状の伝達を受ける環境委員会の児童=和歌山県田辺市中三栖で
 和歌山県田辺市中三栖の三栖小学校が、アルミ缶リサイクル協会(東京都)の「本年度小・中学校回収協力者表彰」で優秀賞を受賞した。

 協会は毎年、小中学校と一般の各部で、回収や活動が優秀な学校や団体を表彰しており、小中学校の部は、協会に登録している回収拠点の推薦校から選んでいる。本年度は54校の推薦があり、46校が受賞。県内では三栖小のみだった。

 三栖小では、学年ごとで分けた回収ボックスを玄関近くに設置し、家庭などから出たアルミ缶を全校児童から集めている。環境委員会がボックスから回収し、不要な物が入っていないか確認した後、地域のリサイクル業者が回収してくれる場所まで運んでいる。

 表彰式がこのほどあり、同校を訪れた地域のリサイクル業者から環境委員の児童に感謝状と記念品が手渡された。

 環境委員会会長の6年、野川晴紀君(12)は「アルミ缶の中に水が入っていることもあって回収は大変だったけど、賞をもらえたので頑張ってよかった」と話した。

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