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中万呂・丸政が優勝 梅の里社会人野球

小谷芳正みなべ町長(右)から優勝旗を受け取る中万呂・丸政の恵中英旭主将=18日、和歌山県みなべ町清川で
小谷芳正みなべ町長(右)から優勝旗を受け取る中万呂・丸政の恵中英旭主将=18日、和歌山県みなべ町清川で
 第31回梅の里社会人野球大会(和歌山県みなべ町、和歌山放送、紀伊民報主催)の準決勝と決勝が18日、みなべ町の清川球場であり、中万呂・丸政(田辺・西牟婁)が優勝した。

 決勝は、中万呂・丸政が同じ田辺・西牟婁のトラッカーズを投打で上回り、6―0で下して4年ぶり3回目の優勝を果たした。

 中万呂・丸政の佐々木孝好監督(60)は「新型コロナウイルスの影響で練習ができない時もあったが、個々の選手が自主練習に励んできた。決勝は堅い守備から打者がリズムに乗り、チーム一丸となって勝利した。来年も連覇を狙う」と話した。

 トラッカーズは20代の若いチーム。山村仁志監督(26)は「相手投手を攻略することができなかった。来年出場することができれば優勝を目指したい」と語った。

 準決勝に進出していた新庄球友(田辺・西牟婁)は、奈良県である近畿地区都市軟式野球大会に出場するため棄権。第1試合で対戦予定だった中万呂・丸政は不戦勝で決勝へ進んだ。

 準決勝第2試合は、トラッカーズが山建サンデーサイレンス(田辺・西牟婁)を3―0で破った。

 閉会式で大会長の小谷芳正みなべ町長は出場チームの健闘をねぎらい「これを機に今後も一生懸命に練習してください。地元に帰ってスポーツに励み、インフルエンザやコロナにうち勝つために梅干しを食べて健康で来年も会えるように」と呼び掛けた。

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