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梅の里社会人野球が開幕 16チームが熱戦

開会式で選手宣誓をする赤帽清水の浦木祐也主将(11日、和歌山県みなべ町の清川球場で)
開会式で選手宣誓をする赤帽清水の浦木祐也主将(11日、和歌山県みなべ町の清川球場で)
 第31回梅の里社会人野球大会(和歌山県みなべ町、和歌山放送、紀伊民報主催)が11日、みなべ町の清川球場などで開幕した。16チームが参加して1回戦と準々決勝の計12試合があり、ベスト4が決まった。

 新型コロナウイルスの感染防止のため、清川球場で人数を制限して開会式をした。大会長の小谷芳正みなべ町長は「日頃の練習の成果を十分に発揮して頑張ってほしい」とあいさつし、第1回大会から大会副会長を務め、8月に亡くなった紀伊民報の谷川宗一元副社長へ感謝の意を示した。地域を代表して軽井川区の柳生伸次区長は「当たり前の事が当たり前にできない時だが、この大会を楽しんでください」と呼び掛けた。

 選手を代表して前回優勝の赤帽清水(田辺・西牟婁)の浦木祐也主将(31)が宣誓=写真。「コロナ禍の大変な状況の中でも大会を開催していただいたことに感謝し、正々堂々と全力でプレーすることを誓います」と述べた。

 参加チームは、町内の清川球場、高城中学校、共和球場、千里ケ丘球場に分かれて試合をした。清川球場では、第1試合の上秋津愛球―SPの前に始球式があり、みなべ清城少年野球クラブの楠谷凌央君(高城小学校5年)が務めた。

 ベスト4には、いずれも田辺・西牟婁の中万呂・丸政、新庄球友、トラッカーズ、山建サンデーサイレンスが進んだ。

 準決勝と決勝は18日、清川球場である。

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