休耕田でマコモ栽培 龍神村小家の小川さん
和歌山県田辺市龍神村小家の会社員、小川関俊さん(51)は、休耕田を借りて栽培しているイネ科の多年草「マコモ」を収穫した。
昨年、他県でマコモを栽培しているのをたまたま知り、自宅近くにある休耕田(約50平方メートル)を借りて、植えてみようと株を取り寄せたという。
栽培方法は、稲を育てるのとほぼ同じ。今年は5月中旬に株を植えた。無農薬で化学肥料は少なめ。雑草を取り除くだけで栽培の手間もあまりかからず、作柄は良くて高さ約2メートルに育った。
県農業試験場(紀の川市)によると、生育したマコモの株元にある膨らんだ茎を切り皮をむいた部分が「マコモダケ」と呼ばれ食用になる。アスパラガスのような歯応えで、ほのかな甘みがある。煮込みや炒め物などの食材に利用できる。
同試験場は、マコモの栽培技術を研究して普及と定着に努めてきたが、現在は県内でまとまった産地はない状況だという。
昨年、他県でマコモを栽培しているのをたまたま知り、自宅近くにある休耕田(約50平方メートル)を借りて、植えてみようと株を取り寄せたという。
栽培方法は、稲を育てるのとほぼ同じ。今年は5月中旬に株を植えた。無農薬で化学肥料は少なめ。雑草を取り除くだけで栽培の手間もあまりかからず、作柄は良くて高さ約2メートルに育った。
県農業試験場(紀の川市)によると、生育したマコモの株元にある膨らんだ茎を切り皮をむいた部分が「マコモダケ」と呼ばれ食用になる。アスパラガスのような歯応えで、ほのかな甘みがある。煮込みや炒め物などの食材に利用できる。
同試験場は、マコモの栽培技術を研究して普及と定着に努めてきたが、現在は県内でまとまった産地はない状況だという。