コロナ関連の検査機器寄付 和歌山県に紀陽銀行
和歌山県は、新型コロナウイルス感染症対策として、紀陽銀行から検査関連機器など(約1130万円相当)の寄付を受けた。
寄付を受けたのは「自動核酸抽出装置」1台と、検体保存用の「超低温フリーザー」2台、「検出試薬キット」3千検体分。
「自動核酸抽出装置」はPCR検査をする時に検体を前処理する装置で、これまで県環境衛生研究センター(和歌山市)では1日当たり100検体の処理ができていたが、新たに導入することで150検体が可能になるという。
「超低温フリーザー」はマイナス85度で検体を保管する冷凍庫。新型コロナの関係では、再検査や詳細検査などに必要になるため、検査後の検体を保管することになっている。県環境衛生研究センターでは3台所有しているが、さらに2台設置することで、さらに1年分は保管できるようになるという。「検出試薬キット」は、検査機器が導入されている県内の病院に配布する。
仁坂吉伸知事は5日、県庁で紀陽銀行の松岡靖之頭取から目録の贈呈を受け、感謝状を手渡した。
松岡頭取は「感染対策に取り組んでいる皆さまに、少しでもお役に立てれば、という思い」と話し、仁坂知事は「和歌山県は、保健医療行政が頑張っている。機械が増えることで、効率よく仕事ができる。助かります」と感謝の意を述べた。
寄付を受けたのは「自動核酸抽出装置」1台と、検体保存用の「超低温フリーザー」2台、「検出試薬キット」3千検体分。
「自動核酸抽出装置」はPCR検査をする時に検体を前処理する装置で、これまで県環境衛生研究センター(和歌山市)では1日当たり100検体の処理ができていたが、新たに導入することで150検体が可能になるという。
「超低温フリーザー」はマイナス85度で検体を保管する冷凍庫。新型コロナの関係では、再検査や詳細検査などに必要になるため、検査後の検体を保管することになっている。県環境衛生研究センターでは3台所有しているが、さらに2台設置することで、さらに1年分は保管できるようになるという。「検出試薬キット」は、検査機器が導入されている県内の病院に配布する。
仁坂吉伸知事は5日、県庁で紀陽銀行の松岡靖之頭取から目録の贈呈を受け、感謝状を手渡した。
松岡頭取は「感染対策に取り組んでいる皆さまに、少しでもお役に立てれば、という思い」と話し、仁坂知事は「和歌山県は、保健医療行政が頑張っている。機械が増えることで、効率よく仕事ができる。助かります」と感謝の意を述べた。