立憲民主の藤井氏が出馬表明 次期衆院選和歌山2区
立憲民主党県連は11日、和歌山市で記者会見し、次期衆院選の和歌山2区に、新顔の元和歌山弁護士会会長藤井幹雄氏(59)=かつらぎ町=を擁立すると発表した。藤井氏は「未来の子どもたちに少しでもいい日本をバトンタッチしたい」と意気込みを述べた。
藤井氏は昨夏の参院選和歌山選挙区に、無所属で出馬。野党統一候補として立憲民主、国民民主、社民の推薦と、共産の支援を受けたが落選した。「参院選から1年たったが、(自民党の政治に)やっぱり黙っていられないという思いが出てきた」という。新型コロナウイルス対策事業での特定企業への優遇、医療従事者への支援不足、「モリカケ」の公文書改ざん問題などを挙げて批判した。
その上で、自助より共助、平和、エネルギー問題などの理念に共通点が多いという立憲民主党から出馬を決意。地方に権限と財源を移譲する仕組み作りや、地域産業の活性化、子育て支援などに力を入れたい考えを示した。
会見には、党本部選対委員長、長妻昭衆院議員がウェブ会議システムで参加し「10月25日に総選挙の投票があるという前提で動いている。参院選で培った基盤をさらに広げてほしい」とコメントした。
県連の谷口和樹代表は「新しい党となり、次の選挙は重要。県連としても初の国政への挑戦。しっかり支えたい」とし、野党共闘については「いまのところ想定していないが、そういう話があれば本部の意見を聞いて対応したい」とした。
また、1区と3区については「次期衆院選は2区の藤井さんに全力集中したい」と言い、擁立しない考えを示した。
立憲民主党は14日に解散し、新しい立憲民主党は15日に結成する。藤井氏は現在の党として公認したが、新党にも引き継がれる。
藤井氏は昨夏の参院選和歌山選挙区に、無所属で出馬。野党統一候補として立憲民主、国民民主、社民の推薦と、共産の支援を受けたが落選した。「参院選から1年たったが、(自民党の政治に)やっぱり黙っていられないという思いが出てきた」という。新型コロナウイルス対策事業での特定企業への優遇、医療従事者への支援不足、「モリカケ」の公文書改ざん問題などを挙げて批判した。
その上で、自助より共助、平和、エネルギー問題などの理念に共通点が多いという立憲民主党から出馬を決意。地方に権限と財源を移譲する仕組み作りや、地域産業の活性化、子育て支援などに力を入れたい考えを示した。
会見には、党本部選対委員長、長妻昭衆院議員がウェブ会議システムで参加し「10月25日に総選挙の投票があるという前提で動いている。参院選で培った基盤をさらに広げてほしい」とコメントした。
県連の谷口和樹代表は「新しい党となり、次の選挙は重要。県連としても初の国政への挑戦。しっかり支えたい」とし、野党共闘については「いまのところ想定していないが、そういう話があれば本部の意見を聞いて対応したい」とした。
また、1区と3区については「次期衆院選は2区の藤井さんに全力集中したい」と言い、擁立しない考えを示した。
立憲民主党は14日に解散し、新しい立憲民主党は15日に結成する。藤井氏は現在の党として公認したが、新党にも引き継がれる。