和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

センニンソウが白いベール 紀南各地で咲く

センニンソウ
センニンソウ
 和歌山県紀南地方各地の県道や林道沿いで、つる植物のセンニンソウ(キンポウゲ科)が白い花を咲かせている=写真。

 白浜町の海岸を通る道路や日置川沿いの林では、低い木につるを巻き付け、木を覆うように咲いている。近づくとほのかに香りがする。

 同町口ケ谷で農業を営む男性によると、センニンソウは稲刈りを促す花で、あちらこちらで白いベールが目立ち始めると、一気に忙しくなってくるという。

 キイセンニンソウに似ているが葉の柄に節がなく、咲く時期が遅いので区別できる。

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