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田辺市のバーでクラスター 新たに来店客6人が陽性

田辺保健所が入る和歌山県西牟婁総合庁舎
田辺保健所が入る和歌山県西牟婁総合庁舎
 和歌山県は18日、田辺保健所管内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。このうち6人が田辺市湊のダイニングバー「Bound b+loop(バウンド・ビー・ループ)」の来店客。同店関連の感染者は11人となり、県は同店を「クラスター」(感染者集団)に認定した。6人はいずれも20代の男女で全員無症状。

 県は7月27日~8月12日に来店した人は保健所に連絡するよう求めている。

 残りの2人は、田辺市中辺路町真砂の飲食店「ねむの木食堂」の経営者ら。県は感染拡大防止のため、店名を公表した。

 同店ではすでに従業員1人の感染が分かっており、18日には別の従業員の20代女性と、経営する30代女性の感染を発表。県は8~13日の来店者は速やかに保健所に連絡するよう呼び掛けている。

 仁坂知事は、このエリアでの感染者囲い込みが終了するまでの間、田辺、白浜、上富田の3市町の住民に、店舗の場所を問わず、カラオケボックスや飲食店でのカラオケ、夜遅くまでの飲食店利用について自粛するよう求めた。

 田辺管内以外でこの日に感染が発表されたのは3人だった。
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