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海水浴場の水質良好 和歌山県内の全20カ所

海水浴客でにぎわう白良浜(2018年8月撮影)
海水浴客でにぎわう白良浜(2018年8月撮影)
 和歌山県は23日、県内20カ所の海水浴場の水質を調査した結果、すべてが海水浴に良好な水質だったと発表した。7月23日の海開きが決まっている白浜町の3カ所は、すべて最高の「AA」だった。

 白浜町が町内4カ所、和歌山市が市内5カ所、県が残る11カ所を4~5月に調べた。

 水質は、ふん便性大腸菌群数、化学的酸素要求量(汚れの指標)、油膜、透明度の4項目を調べ、5段階に判定している。このうち、全項目が最高の「AA」ランクだった海水浴場を「AA」、全項目が「A」ランク以上の箇所を「A」としている。

 県内20カ所のうち「AA」が13カ所、「A」が7カ所で、これより下はなかった。病原性大腸菌O157も全海水浴場で検出されなかった。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、田辺市やすさみ町など、海水浴場を開設しない所もある。白浜町は対策を講じた上で7月23日~8月31日に、椿を除く白良浜、臨海浦、江津良を開く。串本町は7月18日~8月31日に町内2カ所開設する。

 紀南の海水浴場の水質調査結果は次の通り。

 【AA】田辺市=田辺扇ケ浜▽白浜町=白良浜、臨海浦、江津良▽すさみ町=里野▽串本町=橋杭▽那智勝浦町=那智▽新宮市=三輪崎

 【A】白浜町=椿▽すさみ町=すさみ▽串本町=田原▽那智勝浦町=玉の浦▽太地町=くじら浜

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