みなべで露茜収穫 果肉まで赤い梅の新品種
みなべ町清川で果肉まで赤いのが特徴の梅の新品種、露茜(つゆあかね)が収穫時季を迎えた=写真。
独立行政法人果樹研究所が、スモモの「笠原巴旦杏」に梅の「養青梅」を交配し、選抜した品種。果皮・果肉ともに紅色になるのが特徴で、JA紀州では町内の統合選果場にある設備で追熟させて出荷している。同町では2007年から苗木や南高梅への接ぎ木で栽培が始まり、清川で産地化を進めている。
同JAは酒造会社や菓子メーカー、量販店などに出荷しており、昨年の出荷量は7トン。今年も同程度を目標にしている。これまで10日と15日に、岩代や上南部地区などから計約600キロを荷受けした。
清川出荷会露茜部会の桑畑和也部会長(44)は約10アールで栽培しており、18日から収穫を始めた。桑畑部会長は「今年は生育が早めで、不作気味。露茜は栽培が難しい面もあるが、南高梅とはまた違うフルーティーさがあり、おいしい」と話す。
独立行政法人果樹研究所が、スモモの「笠原巴旦杏」に梅の「養青梅」を交配し、選抜した品種。果皮・果肉ともに紅色になるのが特徴で、JA紀州では町内の統合選果場にある設備で追熟させて出荷している。同町では2007年から苗木や南高梅への接ぎ木で栽培が始まり、清川で産地化を進めている。
同JAは酒造会社や菓子メーカー、量販店などに出荷しており、昨年の出荷量は7トン。今年も同程度を目標にしている。これまで10日と15日に、岩代や上南部地区などから計約600キロを荷受けした。
清川出荷会露茜部会の桑畑和也部会長(44)は約10アールで栽培しており、18日から収穫を始めた。桑畑部会長は「今年は生育が早めで、不作気味。露茜は栽培が難しい面もあるが、南高梅とはまた違うフルーティーさがあり、おいしい」と話す。