大型動物の焼却可能に ごみ処理場の投入口拡大
田辺市は、市ごみ処理場(元町)にある動物専用焼却炉を改修し、投入口の間口を広げた。シカやイノシシなど大型の動物について、そのまま焼却することが可能になった。
野生の動物が道端などで死んでいると市に連絡があった場合、廃棄物処理課の職員が回収し、処分している。
動物専用焼却炉の投入口は、もともと間口80センチほど。シカやイノシシなどはそのままだと入らないため、やむを得ず埋め立て処分していた。
改修後は、間口を150センチに拡大。現在の最終処分場が満杯に近づく中、大型動物も焼却して処分することでごみの減量につなげたいという。
一方、有害捕獲したシカやイノシシの処分をごみ処理場に依頼する場合、これまでは20キロ以下に小分けする必要があったが、焼却炉の改修によりそのまま受け入れられるようになった。
農業振興課によると、捕獲鳥獣の処分は自家消費や埋設のほか、ジビエ加工処理業者による引き取りもある。しかし、近年は農家の人たちが畑を守るために狩猟免許を取得するケースが増えており、ジビエとして活用できない個体の処分が負担となっているという。「市の許可を受けて捕獲した有害鳥獣の焼却処分を希望する場合は、事前に連絡してほしい」と話している。
野生の動物が道端などで死んでいると市に連絡があった場合、廃棄物処理課の職員が回収し、処分している。
動物専用焼却炉の投入口は、もともと間口80センチほど。シカやイノシシなどはそのままだと入らないため、やむを得ず埋め立て処分していた。
改修後は、間口を150センチに拡大。現在の最終処分場が満杯に近づく中、大型動物も焼却して処分することでごみの減量につなげたいという。
一方、有害捕獲したシカやイノシシの処分をごみ処理場に依頼する場合、これまでは20キロ以下に小分けする必要があったが、焼却炉の改修によりそのまま受け入れられるようになった。
農業振興課によると、捕獲鳥獣の処分は自家消費や埋設のほか、ジビエ加工処理業者による引き取りもある。しかし、近年は農家の人たちが畑を守るために狩猟免許を取得するケースが増えており、ジビエとして活用できない個体の処分が負担となっているという。「市の許可を受けて捕獲した有害鳥獣の焼却処分を希望する場合は、事前に連絡してほしい」と話している。