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「秘書が選ぶ手土産」で特選 紀州梅真鯛梅、2年連続

梅干しの中にマダイのほぐし身が入った紀州梅真鯛梅(写真はぐるなび提供)
梅干しの中にマダイのほぐし身が入った紀州梅真鯛梅(写真はぐるなび提供)
 和歌山県串本町大島の農水産加工物製造・販売会社「岩谷」の商品「紀州梅真鯛梅」が「接待の手土産セレクション2020」特選30品(ぐるなび主催)に選ばれた。昨年に続いて2回目。

 ぐるなびの秘書業務サポートサイト「こちら秘書室」(会員約3万7千人)の会員秘書が選ぶ賞で、2015年から毎年行われている。延べ千人以上の現役秘書が参加する年間約10回の品評会で「ビジネスシーンにふさわしい贈り物」と評価された手土産を選んでいる。特に評価の高い商品を「特選」とし、通算3回「特選」を獲得した商品は「殿堂入り」する。

 全国各地からエントリーがあり、「紀州梅真鯛梅」は審査員から「紀州の梅というだけでも信頼度が高い上、こちらはタイ入りということで話題性もある。味もとてもおいしく、甘い物が苦手な方への手土産にもぴったり」などと評価された。

 「紀州梅真鯛梅」は、南高梅の梅干しの種をくり抜き、中に甘酢みそで味付けした串本産のマダイのほぐし身を詰めた商品。加工と調味の方法で特許を取得しており、県の優良推奨品「プレミア和歌山」に認定されている。マダイは南高梅の濃縮エキスを配合した飼料を与えて育てたブランド商品「紀州梅まだい」を使用している。

 同社は「梅を食べて育ったタイが、今度は梅に食べられたら面白いのでは」と09年に商品案を構想し、11年から販売を始めた。「フード・アクション・ニッポンアワード」の特別賞など、今回で11個目の受賞となった。

 岩谷耕三社長(34)は「目利き力が高い方々に選ばれたことは大変光栄で、ありがたい。この賞を励みにこれからも商品を磨き続けたい」と話している。

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