シャクナゲ咲く 印南の川又観音
厄よけ観音として知られる和歌山県印南町川又の川又観音でシャクナゲが咲き、ウグイスがさえずる中、参拝に訪れた人が花をめでている。
川又観音は山間部にあり、境内の参道沿いに約3千本のシャクナゲがある。多くは植栽したセイヨウシャクナゲで、自生のシャクナゲもわずかにあるという。深紅やピンク色の花があり、大きいものは樹高約5メートルに育ち大輪の花が鮮やか。
今年は例年より1週間ほど早く3月初旬から咲き始め、30日現在、山の斜面にあるヤマザクラも満開を迎えている。春雨にぬれたつややかなシャクナゲの花とともにのどかな風情を漂わせている。シャクナゲは6月ごろまで観賞できる。
■板垣を新築 ヒノキの香り漂う
川又観音の総代役員によると、3年前の台風の影響で拝殿に倒木があり、その後解体した。今年に入って拝殿のあった所で板垣の新築工事に取り掛かり、3月中旬に完成。紀州産のヒノキが使われて香りが漂っている。
近くには「菱の滝」があり、参道には県指定の天然記念物で樹高が約20メートルのトチノキもそびえている。
毎年4月18日に境内で会式を営んで餅まきをしているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止する。
川又観音は山間部にあり、境内の参道沿いに約3千本のシャクナゲがある。多くは植栽したセイヨウシャクナゲで、自生のシャクナゲもわずかにあるという。深紅やピンク色の花があり、大きいものは樹高約5メートルに育ち大輪の花が鮮やか。
今年は例年より1週間ほど早く3月初旬から咲き始め、30日現在、山の斜面にあるヤマザクラも満開を迎えている。春雨にぬれたつややかなシャクナゲの花とともにのどかな風情を漂わせている。シャクナゲは6月ごろまで観賞できる。
■板垣を新築 ヒノキの香り漂う
川又観音の総代役員によると、3年前の台風の影響で拝殿に倒木があり、その後解体した。今年に入って拝殿のあった所で板垣の新築工事に取り掛かり、3月中旬に完成。紀州産のヒノキが使われて香りが漂っている。
近くには「菱の滝」があり、参道には県指定の天然記念物で樹高が約20メートルのトチノキもそびえている。
毎年4月18日に境内で会式を営んで餅まきをしているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止する。