和歌山県串本町潮岬にある潮岬青少年の家で２３日、第１６回おもしろらんど春祭りがあった。各種体験コーナーや野外ステージ、模擬店などがあり、家族連れらでにぎわった。


　青少年の健全育成などを目的に春と夏の２回、ＮＰＯ潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会と潮岬青少年の家が開催している人気イベント。

　開会式では同協議会の地主春美会長に続いて、来賓の田嶋勝正町長、佐藤武治県議、潮﨑伸彦町教育長らがあいさつし、イベント協力者たちに感謝した。

　野外ステージでは、和歌山県出身のお笑いコンビ「すみたに」を司会に迎え、紀の川市出身の姉妹ピアニスト「あまのね」、奈良県を拠点に活動するジャズバンド「ＴＯＫ　ｏｎ　ｔｈｅ　ＲＯＡＤ」などが演奏。地元の子どもたちが、保護者らがカメラを手に見守る中、歌や踊りを披露した。串本古座高校書道部有志による書道パフォーマンス、航空自衛隊串本分屯基地のファンシードリル、出雲獅子舞保存会による獅子舞もあり、盛り上げた。

　その他、宇宙空間釣り体験、ロケットダーツなどのゲームコーナー、読み聞かせ、鉄道ジオラマの展示、警察と自衛隊の車両展示もあり、子どもたちは楽しい一日を過ごしていた。