和歌山県は15日、岸本周平知事（68）が死去したと発表した。14日朝、和歌山内の知事公舎で、意識不明の状態で倒れているのを秘書らが発見、和歌山市内の病院に救急搬送されていた。

　県によると、秘書と公用車の運転手が午前10時15分ごろ、知事と連絡が取れないため、和歌山市の知事公舎を訪れたところ、公舎内で倒れているのを発見。病院に救急搬送され、集中治療室で治療を受けたが死亡した。

　前日の13日には、開幕した大阪・関西万博で、県が出展する「和歌山ゾーン」のオープニングに出席。関係者と大みこしを担ぎ、元気な姿を見せていた。