韓国の5人組ボーイグループ・TOMORROW X TOGETHERが、12日、13日の2日間にわたって、神奈川・Kアリーナ横浜で『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR - EP .2- IN JAPAN』を開催した。

【ライブ写真】オープニングからクール！ビジュアル際立つ黒スーツのTXT

　シックな黒のスーツに身を包んだ5人がステージに登場すると、再会を待ちわびたMOA（ファンネーム）からは大きな歓声が。2024年11月にリリースした7thミニアルバム『The Star Chapter: SANCTUARY』のタイトル曲「Over The Moon」でオープニングを飾り、続く「Deja Vu [Japanese Ver.]」ではメタルロックバージョンで原曲とまたひと味違う魅力を見せた。韓服風の衣装に身を包んだBEOMGYUが扇子を用いたしなやかな舞を舞うと、悲鳴に近い歓声が上がる中「Sugar Rush Ride」「Farewell, Neverland」を披露し会場を魅了した。

　同公演で初披露となる「Higher Than Heaven」では、TAEHYUNの美しく伸びる高音パートに感嘆の声が上がり、日本オリジナル楽曲「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」のUnpluggedバージョンを感情たっぷりに歌い上げると、鳴りやまない拍手が会場を包んだ。TAEHYUNのソロパフォーマンスと「Danger」「Back for More」ではポイントとなる振付の度に歓声が上がっていた。

　さらに、24年9月にリリースされたYEONJUNのソロ曲「GGUM」の圧巻のパフォーマンスと、HUENINGKAIの力強いドラムパフォーマンスに続き「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」「Growing Pain」とロックで激しいステージを繰り広げると会場のボルテージは一気に上がり、割れんばかりの大歓声が沸いた。

　そして、布を効果的に使ったSOOBINの現代舞踊から始まる「Dreamer」「Forty One Winks」で雰囲気は一転、うっとりと夢幻的なムードに包まれた。再会への信頼を歌う「I'll See You There Tomorrow」で本編を締めくくり、ステージを後にした。

　また、神奈川公演2日目の13日はBEOMGYUの誕生日。アンコールではサプライズで誕生日のお祝いが行われた。「宇宙最強のキヨミ（韓国語で「かわいい人」の意味）はっぴーばーすでー！BAMGEUTがめっちゃおいしいケーキ用意したよ…っ！」と、BEOMGYUの公式キャラクターBAMGEUTからの手紙が表示され、PPULBATUを模したケーキが登場。会場全員による大合唱で祝福した。

　“相思相愛”という言葉がぴったりだった公演の最後は、メンバーとMOAが一体となり、「TXT、MOA、永遠に一緒にいよう！」と幸せな約束を交わして締めくくった。

　同公演は、香川、愛知、福岡、大阪を巡り、東京で幕を下ろす。

【全身ショット】キュートな愛嬌を披露したTOMORROW X TOGETHER
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