「社会で必要な力学べた」 神島塾3期生が報告会、和歌山県田辺
神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)が取り組む課外活動「神島塾」の第3期報告会が、同校1、2年生を対象にあった。報告した神島塾の生徒は「進路先を具体的に決めるきっかけになった」「社会で必要とされる、思考力や発表スキルなどの力を身に付けられた」などと思いを話し、塾の中で生まれたビジネスプランについて発表した。
神島塾は学科や学年を問わずに参加できる取り組みで、地域のために活躍する若手起業家などと交流し、地域課題を解決するビジネスプランを考える。
報告会は1~3年生の3期生21人のうち12人が登壇。生徒は対面やオンラインで発表を聞いた。
神島塾の生徒は「多方面からまちを盛り上げようと活躍する大人たちの存在を知れた」「各地で新事業や仕事が立ち上がっていることを知り、自分も新しいことに挑戦しようと思うようになった」「実現性も重視しながらプランを考えるのが難しかった。販売ルートや在庫管理など、専門的な知識が不足していると感じることもあった」などと、それぞれの成長や反省点を語った。
プラン発表では「梅やきとりでLet’s防災」と題し、神島高で生まれた名物「梅やきとり」を非常食にして、パッケージに防災豆知識を載せる案を披露した。市の防災まちづくり課や県の食品流通課などを訪れてのヒアリングや、プラン実現のための試作に取り組んだことなども発表。「詳細については今後も地元企業にアドバイスをもらいながら、地域の皆さんが防災について改めて意識するきっかけになるものを作りたい」との思いを伝えた。
このプランの考案者で、1年生の山本美優さんは「いろんな企業に行って、自分の言葉で大人に説明するのは楽しく頑張れた。初めは人前で話すのが苦手で緊張もしたけれど、先輩や周りの人が活動を応援してくれて、勇気や度胸がついた」と話した。
第1期から同塾に参加してきた3年生の生駒咲樹さんは「みんなの行動力やプランをまとめる力はすごいと感心した。大学では観光について学ぶ。3年間でいろんな人と関わったことが大学でも生かせそうでうれしいし、後輩のプラン作成の力になれたのも良かった」と振り返った。
神島塾は学科や学年を問わずに参加できる取り組みで、地域のために活躍する若手起業家などと交流し、地域課題を解決するビジネスプランを考える。
報告会は1~3年生の3期生21人のうち12人が登壇。生徒は対面やオンラインで発表を聞いた。
神島塾の生徒は「多方面からまちを盛り上げようと活躍する大人たちの存在を知れた」「各地で新事業や仕事が立ち上がっていることを知り、自分も新しいことに挑戦しようと思うようになった」「実現性も重視しながらプランを考えるのが難しかった。販売ルートや在庫管理など、専門的な知識が不足していると感じることもあった」などと、それぞれの成長や反省点を語った。
プラン発表では「梅やきとりでLet’s防災」と題し、神島高で生まれた名物「梅やきとり」を非常食にして、パッケージに防災豆知識を載せる案を披露した。市の防災まちづくり課や県の食品流通課などを訪れてのヒアリングや、プラン実現のための試作に取り組んだことなども発表。「詳細については今後も地元企業にアドバイスをもらいながら、地域の皆さんが防災について改めて意識するきっかけになるものを作りたい」との思いを伝えた。
このプランの考案者で、1年生の山本美優さんは「いろんな企業に行って、自分の言葉で大人に説明するのは楽しく頑張れた。初めは人前で話すのが苦手で緊張もしたけれど、先輩や周りの人が活動を応援してくれて、勇気や度胸がついた」と話した。
第1期から同塾に参加してきた3年生の生駒咲樹さんは「みんなの行動力やプランをまとめる力はすごいと感心した。大学では観光について学ぶ。3年間でいろんな人と関わったことが大学でも生かせそうでうれしいし、後輩のプラン作成の力になれたのも良かった」と振り返った。