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『相棒23』最終回SP「怪物と聖剣~決戦」 実力派ゲスト&おなじみのメンバーそろう

『相棒 season23』最終回SPより(C)テレビ朝日
『相棒 season23』最終回SPより(C)テレビ朝日
 俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season23』(毎週水曜 後9:00 ※2クール)の最終回スペシャル「怪物と聖剣~決戦」が12日に放送される。

【写真】『相棒23』最終回SPに出演する実力派俳優たち

 先週放送の前篇は、特命係が“匿名流動型犯罪グループ”、いわゆる“トクリュウ”の統合捜査本部に駆り出されたところから幕を開けた。同じ地域で起きた4件の住居侵入・強盗事件の捜査に乗り出したところ、右京はそのうちの一件、東京都議会議員・橋迫倫子(愛希れいか)の自宅だけ、犯行の様態が異なることをいぶかしむ。

 倫子が100億円以上の都税の不正流出を示す怪文書の調査にあたっていることを知った杉下右京(水谷)。一連の事件が巨大な利権と絡んでいる可能性を感じ、都知事の一岡光(片桐仁)を直撃するが、取りつく島なくかわされてしまったばかりか、それ以降、捜査に圧力がかかるように…。

 そんな中、倫子の娘の証言で、押し入った男の腕には“鶏”の刺青があったという情報を得た特命係。ところがその直後、鶏の刺青を刻んだ若い男が死んでいるのが見つかる…という怒涛のようなストーリーが展開した。

 事件の背後にテンション高めの唐揚げ屋台の店主・木原健二(平山祐介)が見え隠れしていたほか、謎の男・浦神鹿(毎熊克哉)が右京に「僕の友だちになってください」と接近する不気味なシーンも。

 そして今回の最終回スペシャルでは、住居侵入・強盗事件の実行犯だった若者たちが遺体となって見つかる事件が相次いで発生。彼らは口封じのために殺害されたのか…。右京は殺された鶏の刺青の男もスケープゴートにすぎず、主犯格の刺青の男は別にいるとにらむが、その後も“死の連鎖”は止まらず、関係者がまたひとり姿を消すことに。

 一方、国政進出を宣言した都知事・一岡はド派手なパフォーマンスで熱狂的な支持を集め、総理の椅子に少しずつ近づきはじめる。彼こそ、時代が生みだした“怪物”なのか。いや、そのバックには世論をも操る、さらに“上”の怪物が隠れていることを、右京は感づく。

 やがて、木原の存在にもたどり着く特命係。彼がこの事件ではたした真の役割とは。そして、不自然に右京に接近してきた浦は、いったい何者だったのか、そして浦は内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)にも接触し…?

 クライマックス、特命係は虚飾にまみれた怪物の罪を白日の下にさらすべく、小手鞠(森口瑤子)や美和子(鈴木砂羽)の協力も得て、ある作戦を遂行する。はたして右京と薫は、闇をはらって怪物を倒すことができるのか。

 前篇に続いて、毎熊克哉、片桐仁、平山祐介、愛希れいから豪華実力派ゲストがそれぞれの存在感を放ち、警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、社美彌子、警務部首席監察官・大河内春樹(神保悟志)らおなじみのメンバーとともに、濃密なミステリーを作り上げる。

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