一致団結、櫂伝馬こぐ 串本で「水門祭」
和歌山県串本町大島、水門(みなと)神社の例大祭「水門祭」が8日に営まれた。「鳳(おおとり)」「鶽(はやぶさ)」の2隻の船が、大島港から串本港付近までの往復約3・6キロで速さを競う櫂伝馬競漕(かいてんまきょうそう)など、さまざまな行事があり、多くの見物人でにぎわった。
豊漁や商売繁盛などを祈願する県無形民俗文化財の祭り。主祭神の誉田別命(ほむだわけのみこと)=応神天皇=が大島近くの通夜島に立ち寄った際、島民が船で出迎えたという伝承を再現したとされている。
櫂伝馬競漕では、各船に上半身裸のこぎ手12人とかじ取り役の「艫櫂持(ともがいもち)」、声を掛けたり音頭を取ったりする伝馬幹事ら4人の計17人が乗り込み、地元住民らの声援を受けて港を出発。勝利した鶽の艫櫂持、山本歩夢さん(20)は「みんなで一致団結し、結果が出た。うれしい」と喜んだ。
豊漁や商売繁盛などを祈願する県無形民俗文化財の祭り。主祭神の誉田別命(ほむだわけのみこと)=応神天皇=が大島近くの通夜島に立ち寄った際、島民が船で出迎えたという伝承を再現したとされている。
櫂伝馬競漕では、各船に上半身裸のこぎ手12人とかじ取り役の「艫櫂持(ともがいもち)」、声を掛けたり音頭を取ったりする伝馬幹事ら4人の計17人が乗り込み、地元住民らの声援を受けて港を出発。勝利した鶽の艫櫂持、山本歩夢さん(20)は「みんなで一致団結し、結果が出た。うれしい」と喜んだ。