本宮中が最優秀校 環境美化教育で花植えや道普請が評価、和歌山県田辺
地域と連携して環境美化に取り組む小中学校を表彰する「第25回環境美化教育優良校等表彰」で、和歌山県田辺市本宮町の本宮中学校(生徒44人)が、最優秀校の「特別賞・協会会長賞」に選ばれた。
飲料メーカー6団体で構成する食品容器環境美化協会が主催する事業。環境美化教育に熱心に取り組む小中学校を都道府県に1校ずつ推薦してもらい、最優秀校4校、優秀校6校、優良校21校を決めた。
本宮中は、2011年に起きた紀伊半島大水害の復興の際、「まちに少しでも元気や明るさを取り戻したい」と、生徒がプランターに花を植えて地域の店先などに配る活動を始めた。復興を果たした後も、国内外から訪れる観光客の「おもてなし」を目的に全校生徒で毎年取り組みを続けており、今年で13年目になる。
また、花配りと並行して道端のごみを拾う「クリーン作戦」や、学校のすぐ近くにある世界遺産「熊野古道」で損傷が著しい箇所を修復する「道普請」、自分たちの言葉で魅力を伝える「語り部」活動などが評価され、今回の受賞につながった。
最優秀校の表彰式は1月31日に東京都で行われた。同校からは中岡知美教頭と、生徒会長の福澤理生さん(2年)、副会長の真砂ひめのさん(1年)が出席。生徒2人は学校での地域美化活動の内容を、スライドを使って発表した。
福澤さんは取材に対し、「表彰式会場で初めて『大きな賞をもらえたんだ』と実感が湧いた。先輩や地域の方々の、これまでの取り組みがあってこその賞だと思う。まちにしっかり貢献できていることを実感したし、受賞を励みに今後の活動も頑張りたい」と笑顔を見せた。
また、真砂さんは「活動は疲れるけれど楽しくて、みんなも積極的に取り組んでいる。自分たちの活動のすごさを後輩にも伝えたい。そして、観光に来た人が外に魅力を伝えたくなるようになればうれしいし、地域の人も喜んでくれるよう、元気に活動していきたい」と話した。
飲料メーカー6団体で構成する食品容器環境美化協会が主催する事業。環境美化教育に熱心に取り組む小中学校を都道府県に1校ずつ推薦してもらい、最優秀校4校、優秀校6校、優良校21校を決めた。
本宮中は、2011年に起きた紀伊半島大水害の復興の際、「まちに少しでも元気や明るさを取り戻したい」と、生徒がプランターに花を植えて地域の店先などに配る活動を始めた。復興を果たした後も、国内外から訪れる観光客の「おもてなし」を目的に全校生徒で毎年取り組みを続けており、今年で13年目になる。
また、花配りと並行して道端のごみを拾う「クリーン作戦」や、学校のすぐ近くにある世界遺産「熊野古道」で損傷が著しい箇所を修復する「道普請」、自分たちの言葉で魅力を伝える「語り部」活動などが評価され、今回の受賞につながった。
最優秀校の表彰式は1月31日に東京都で行われた。同校からは中岡知美教頭と、生徒会長の福澤理生さん(2年)、副会長の真砂ひめのさん(1年)が出席。生徒2人は学校での地域美化活動の内容を、スライドを使って発表した。
福澤さんは取材に対し、「表彰式会場で初めて『大きな賞をもらえたんだ』と実感が湧いた。先輩や地域の方々の、これまでの取り組みがあってこその賞だと思う。まちにしっかり貢献できていることを実感したし、受賞を励みに今後の活動も頑張りたい」と笑顔を見せた。
また、真砂さんは「活動は疲れるけれど楽しくて、みんなも積極的に取り組んでいる。自分たちの活動のすごさを後輩にも伝えたい。そして、観光に来た人が外に魅力を伝えたくなるようになればうれしいし、地域の人も喜んでくれるよう、元気に活動していきたい」と話した。