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魅力発見をお手伝い 東陽中文芸部がウオーク地図

ウオークラリーのコースを下見する東陽中学校文芸部員と実行委員ら(和歌山県田辺市東陽で)
ウオークラリーのコースを下見する東陽中学校文芸部員と実行委員ら(和歌山県田辺市東陽で)
 和歌山県田辺市の東陽中学校文芸部(部員12人)が、地域で29日に開催されるウオークラリーで使用するイラストマップ作りを進めている。地域の魅力再発見をテーマにしたイベントで、マップが「道案内」を務める。

 ウオークラリーは東部、南部両公民館の実行委員会が始め、今年で6回目。子どもから高齢者まで、毎年約100人が参加している。文芸部は1回目から協力。事前準備のほか、当日の受け付けや司会なども担当する。

 4日には文芸部員と実行委員会のメンバーで、東陽や湊地区にある七つのポイントを巡り、移動時間を計測したり、マップに加える目印がないか検討したりした。

 地図作製を担当した2年生の二葉楓歩さんは「知らない道も多かったし、地図を用紙にまとめるのが難しかった。地域の人たちと一緒の活動は楽しい。コースは起伏がなくて子どもからお年寄りまで楽しんでもらえると思う」と本番を心待ちにしていた。

 東部公民館の新藤整市館長(61)は「中学生と大人が触れ合う機会になっている。子どもたちが成長していく過程が見られ、われわれも楽しい」と話した。

■参加者を募集

 ウオークラリーは29日午前9時から、田辺市東部公民館を発着点に開催する。荒天の場合は3月1日に延期。実行委員会は参加者を募集している。無料。申し込みは19日午後5時15分まで。

 1グループ2~5人のチーム制。指定のポイントで出題されるクイズの正答率、ゴールまでの時間と主催者側で設定した時間との誤差で順位を決める。1~7位、特別賞に賞品が出る。全員に参加賞がある。

 申し込み、問い合わせは東部公民館内の実行委員会事務局(0739・25・0360)へ。
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