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確定申告始まる スマホでも受け付け、和歌山県田辺税務署

職員のサポートを受けながら書類を作成する申請者(17日、和歌山県田辺市上屋敷2丁目で)
職員のサポートを受けながら書類を作成する申請者(17日、和歌山県田辺市上屋敷2丁目で)
 2024年分の所得税などの確定申告が17日、始まった。和歌山県田辺市上屋敷2丁目の田辺税務署では、混雑を避けるため入場整理券を発行し、受け付けている。

 確定申告の期限は、所得税と贈与税が3月17日、個人事業者の消費税は3月31日まで。

 署が開設している確定申告書の作成会場は、受付時間が土、日曜、祝日を除く午前8時半~午後4時。無料通信アプリ「LINE(ライン)」の国税庁公式アカウントでも受け付けており、10日先まで申し込みできる。

 初日は午前8時半の受け付け開始とともに、自営業や農業といった個人事業者や、医療費控除をする人らが次々に訪れた。納税者は職員の助言を受けながら必要事項を記入し、申告書を作成した。税務署の前には、申請の順番を待つ人による行列ができた。

 スマートフォンやパソコンで申告できる国税電子申告・納税システム「e-Tax(イータックス)」を使えば、自宅から申告書の送信や作成が可能になる。

 灘茂久署長は「申請者の7割がe―Taxを利用している。場所・時間を問わずに申告できるので、積極的に活用してほしい」と話している。

 25年1月から、申告書などの「控え」への収受日付の押印が廃止となった。署は申告書などの提出年月日について、自身での記録、管理してほしいとしている。

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