和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

『ONE PIECE』フランキー役の後任は木村昴 来年4月から担当で19年演じた矢尾一樹から交代

木村昴
木村昴
 テレビアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)のフランキー役の後任は『ドラえもん』剛田武(ジャイアン)役などで知られる木村昴(34)が担当することが22日、発表された。2005年5月のアニメ初登場時から約19年間務めていた矢尾一樹(65)から交代となり、2025年4月の放送回から新たに務める。

【写真】最後の別れをする矢尾一樹…麦わらの一味たち全員でフランキーのポーズ!

 これは千葉・幕張メッセで開催中の『ジャンプフェスタ』ステージイベント内で発表されたもので、フランキー役の声優交代は今月8日に突然告知されたもの。約19年半務めていた矢尾だが、「俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった」と理想像の役作りに溝ができたことから降板を決断。そして、新たなフランキー役は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役など数多くの作品に出演し、バラエティー番組やドラマでも活躍中の木村が担当することになった。

 麦わらの一味の声優交代については、麦わらの一味であるジンベエ役は郷里大輔さんが2010年に死去したことを受け、後任として宝亀克寿が現在まで担当しているが、声優交代は麦わらの一味の加入前となり、矢尾が麦わらの一味として初の声優交代になっている。

 麦わらの一味であるフランキーは、船大工として航海中の船の維持や改造、修繕を一手に引き受けるキャラクター。ウォーターセブンの伝説の船大工・トムの弟子で、一味の新しい船、サウザンド・サニー号を造った男であり、自分の造った”夢の船”に乗って”海の果て”へたどり着くのが夢。サニー号の行く末を見届けるために、一味と冒険の旅に出ている。

 『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同名漫画が原作で、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。

 コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.4億円を突破し社会現象化した。

 また、テレビアニメ『ONE PIECE』の放送枠は、2025年4月6日より現在の毎週日曜午前9時30分から毎週日曜午後11時15分へ変更となる。

【写真】ガリガリの身体…6月は元気に海外で遊ぶ フランキーのポーズする矢尾一樹
無念…『ONE PIECE』フランキー役が声優交代 矢尾一樹が降板で心境 【経緯全文】
5年で終わる?尾田先生の裏話 担当編集『ワンピース』完結までの道のり明かす
【動画】Dr.ベガパンクが世界の真実暴露!公開された『ONE PIECE』特別映像
【画像】くびれがキュッ!りぼん漫画家が描いた爽やかなナミ
提供:oricon news
公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ