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フランキー役・矢尾一樹、赤いパンツで最後の別れ ステージに置き会場爆笑!2代目・木村昴が拾いバトンタッチ

ジャンプフェスタ2025『ONE PIECE』イベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
ジャンプフェスタ2025『ONE PIECE』イベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
 テレビアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)のフランキー役の後任は『ドラえもん』剛田武(ジャイアン)役などで知られる木村昴(34)が担当することが22日、『ジャンプフェスタ』のステージイベントで発表された。2005年5月のアニメ初登場時から約19年間務めていた矢尾一樹(65)から交代となり、2025年4月の放送回から新たに務め、ステージイベントでは粋なパンツ演出があった。

【写真】赤いパンツ置く矢尾一樹(笑)拾う木村昴 ジャンフェスの様子

 フランキー役の声優交代は今月8日に突然告知されたもの。約19年半務めていた矢尾だが、「俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった」と理想像の役作りに溝ができたことから降板を決断。そして、新たなフランキー役は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役など数多くの作品に出演し、バラエティー番組やドラマでも活躍中の木村が担当することになった。

 ステージイベントでは、矢尾より木村へフランキーのセリフ「スーパー!」の言い方の伝授があり、「スーパー」だけは伝統的に引き継いでほしいとお願い。何度も「スーパー」を連呼する木村の姿に会場は爆笑だった。

 フランキーと言えば、パンツ一枚で行動するキャラクターで知られており、ステージイベントが終えて登壇者の麦わらの一味たちが舞台上から消えると、矢尾が1人だけで現れファンと最後のあいさつ。そして、赤いパンツをステージ中央に置いて会場の笑いを誘った。

 すると今度は木村が現れ、矢尾が置いた赤いパンツを拾い、フランキー役のバトンを受け継いだことを強調し、会場は拍手喝采だった。

 麦わらの一味であるフランキーは、船大工として航海中の船の維持や改造、修繕を一手に引き受けるキャラクター。ウォーターセブンの伝説の船大工・トムの弟子で、一味の新しい船、サウザンド・サニー号を造った男であり、自分の造った”夢の船”に乗って”海の果て”へたどり着くのが夢。サニー号の行く末を見届けるために、一味と冒険の旅に出ている。

 『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同名漫画が原作で、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。

 コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.4億円を突破し社会現象化した。

 また、テレビアニメ『ONE PIECE』の放送枠は、2025年4月6日より現在の毎週日曜午前9時30分から毎週日曜午後11時15分へ変更となる。

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