和歌山県白浜町の南紀白浜観光協会は１９日、同町堅田のＪＲ白浜駅の出入り口に門松１対を設置した。観光客らが一足早く正月気分を味わっている。

　毎年この時季、大安の日に合わせて設置している。門松は高さ約２・５メートル、土台の直径が約７０センチ。翔花造園（白浜町内ノ川）の作業員４人が、松、竹、梅の木、ナンテン、葉ボタンを約１時間かけて飾り付けた。

　観光協会はこの日、町内にある白浜美術館にも高さ約２メートルの門松を設置した。

　観光協会は「温泉、ライトパレードなど、冬の白浜もたくさんの魅力があるのでぜひとも多くの人に訪れてもらいたい」と話した。