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前田敦子、趣里主演『モンスター』でキーパーソン「待ち時間も楽しい時間になりました」

『モンスター』第9話に出演する前田敦子(C)カンテレ
『モンスター』第9話に出演する前田敦子(C)カンテレ
 俳優の渡邊圭祐、近藤芳正、前田敦子が、趣里主演のカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『モンスター』(毎週月曜 後10:00)の第9話(9日放送)にゲスト出演することが7日、発表された。

【場面写真】怪しい雰囲気…謎の美術館館長を演じる近藤芳正

 今作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。橋部敦子氏の脚本によるオリジナルストーリーとなる。

 第9話では、粒来(古田新太)が闇バイトの組織と何らかの形でつながっていると直感した亮子が、かつて粒来が担当した事件を追って、とある田舎の美術館へ向かう。そこで、「呪いの絵」と呼ばれる1枚の絵画と、その隣にたたずむ不思議な男と出会う。その謎に満ちた絵画は23年前にゴッホの『ひまわり』の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれたもの。当時、破格の値段でその絵を購入したIT長者・成沢大輔を渡邊が演じる。

 渡邊は「お金でものやひととつながり、心の隙間を埋めるさびしい人だと捉えています」と成沢について語り、「どういう展開で話が進むのか読めないわくわくがたまらなかった」と台本を読んだ感想を明かした。「個人的に親子としてのつながりを強く感じる回でした。視聴者として『なるほどね』と、撮影しながらニヤニヤして楽しんでいました」と振り返り「今回はどんな手法で、とわくわくしながら見ていただければなと思います」と伝えた。

 近藤は、美術館で絵にまつわる不吉なストーリーを亮子に話して聞かせる謎の美術館館長を演じる。「趣里ちゃんとは『ブギウギ』のとき、ずっと一緒だったので、久々に共演できる楽しさと、お互い違う役なので照れもあって微妙な感覚でした」と趣里との共演を振り返った。自身がモンスターになる瞬間を聞かれると「ごはんを食べる時よくこぼすので、食べ終わった後のテーブルはモンスターが食べた後みたいになっている」と答え、笑いを誘った。

 前田は、群馬から亮子を訪ねて来る妊婦・横沢さくらを演じる。亮子が粒来の空白の12年を知るためのキーパーソンともいえる大事な役どころ。「神波先生がとても軽やかに解決してくれる姿に一緒にスッキリさせてもらっています」と話す。また、趣里とはプライベートでも親交があり、「趣里の現場でのチャーミングでプロフェッショナルな両面を側で見られてうれしすぎましたし、ジェシーさんのどんなひと言にも返せる巧みな技で、待ち時間もみんなですごく楽しい時間になりました」と撮影の舞台裏を明かした。そして、「さくらがひょんな事から相談しにいった先生が神波先生でなければ、なにも知らず、何も変われなかった。それは、神波先生やたくさんの人の人生にも関わってくる大きな話になっていきます。最後までぜひ楽しんでください!」と呼びかけた。

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