大編成で迫力の演奏 「弁慶記」吹奏楽 和歌山県田辺市
「弁慶記」吹奏楽プロジェクト演奏会(実行委員会主催)が1日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館であった。70人の大編成による迫力のある演奏で、多くの聴衆を魅了した。
「弁慶記」は、田辺市出身とされる武蔵坊弁慶が主人公のラジオドラマで、同市の地方局「FM TANABE(田辺)」が2022年に放送した。源平時代を駆け抜ける姿を講談風に描いたドラマで、使用した音楽を吹奏楽に編曲した。
演奏会では、田辺シティブラス(田辺市消防団音楽隊)と公募で集まった、田辺市内外の音楽愛好者がトランペットやトロンボーン、クラリネットなど約15種類の楽器で音色を奏でた。
前半の部では、舞台音楽や映像音楽を手がける音楽家の岡田太郎さんが作曲した「弁慶記メインタイトル」や、神戸女学院大学音楽部准教授の八木澤教司さんが作曲した「いにしえの道~崇高なる紀伊の大自然を讃えて」などを披露した。
後半の部では、弁慶役の山本大樹さんと、源義経役のコロブチカさんらが登壇し、「弁慶記」の制作秘話などを語った。最後は、ドラマで使用した楽曲を組み合わせた「弁慶記組曲」を全員で初披露。会場は盛大な拍手に包まれた。
プロジェクトは、音楽を通して田辺市と弁慶を全国に発信するとともに、吹奏楽の部員が減少する中、大編成での演奏を体験してもらいたいとの思いで企画された。
実行委は「全体練習は集まれるメンバーで3回。それぞれ個人での練習がほとんどだったが、息の合った演奏で最高だった。ホームページで『弁慶記組曲』の楽譜を無料で公開しているので、さまざまな場所で演奏していただけたら。曲を通して田辺市と弁慶のゆかりを全国に届けたい」と話した。
田辺市高雄中学校2年の林心侶さん(14)は「吹奏楽の大編成は初めての経験で、安心感があり気持ちよく演奏できた」、田辺中学校3年の楠本羽音さん(15)は「普段は経験ができない大人の方との演奏で感動した。いい経験になった」と喜んだ。
「弁慶記」は、田辺市出身とされる武蔵坊弁慶が主人公のラジオドラマで、同市の地方局「FM TANABE(田辺)」が2022年に放送した。源平時代を駆け抜ける姿を講談風に描いたドラマで、使用した音楽を吹奏楽に編曲した。
演奏会では、田辺シティブラス(田辺市消防団音楽隊)と公募で集まった、田辺市内外の音楽愛好者がトランペットやトロンボーン、クラリネットなど約15種類の楽器で音色を奏でた。
前半の部では、舞台音楽や映像音楽を手がける音楽家の岡田太郎さんが作曲した「弁慶記メインタイトル」や、神戸女学院大学音楽部准教授の八木澤教司さんが作曲した「いにしえの道~崇高なる紀伊の大自然を讃えて」などを披露した。
後半の部では、弁慶役の山本大樹さんと、源義経役のコロブチカさんらが登壇し、「弁慶記」の制作秘話などを語った。最後は、ドラマで使用した楽曲を組み合わせた「弁慶記組曲」を全員で初披露。会場は盛大な拍手に包まれた。
プロジェクトは、音楽を通して田辺市と弁慶を全国に発信するとともに、吹奏楽の部員が減少する中、大編成での演奏を体験してもらいたいとの思いで企画された。
実行委は「全体練習は集まれるメンバーで3回。それぞれ個人での練習がほとんどだったが、息の合った演奏で最高だった。ホームページで『弁慶記組曲』の楽譜を無料で公開しているので、さまざまな場所で演奏していただけたら。曲を通して田辺市と弁慶のゆかりを全国に届けたい」と話した。
田辺市高雄中学校2年の林心侶さん(14)は「吹奏楽の大編成は初めての経験で、安心感があり気持ちよく演奏できた」、田辺中学校3年の楠本羽音さん(15)は「普段は経験ができない大人の方との演奏で感動した。いい経験になった」と喜んだ。