伊藤今人、梅棒の最新作は「クリスマスを題材に最もハートフルな物語」
ぴあ株式会社
12月に東京・サンシャイン劇場、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、愛知・ウインクあいちで上演
ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで創り上げるダンスエンターテインメント集団・梅棒。「多くのお客様が感情移入し、共感、感動できるパフォーマンス」を信条に、「劇場型ダンスエンターテインメント」を提供している彼らの最新公演が12月1日(日)の東京・池袋サンシャイン劇場より幕を開け、大阪、愛知と巡回する。タイトルは梅棒 19th GIFT『クリス、いってきマス!!!』。1年ぶりの完全新作で、笑って泣けて心あたたまる、クリスマスファンタジーを繰り広げます。
公式サイト
梅棒主宰で作・総合演出を手掛ける伊藤今人は、「今まで梅棒でクリスマスの作品をやったことがなかったのですが、プロットの段階で‟自分の中からこんなかわいい作品が生まれるんだ”と思うくらい、ファンタジックな作品になった」と明かします。
ファンタジックな作風は好きだが、いざ自分で作るとなると照れ隠しで笑いに寄ってしまっていたといのこと。その心境の変化とは?
「今回は、自分がやりたいことを正直に書いていったら、素敵なお話になりました。そういうふうに書けたのも、メンバーの遠山晶司の存在が大きかったと思います。彼はまっすぐにかっこいいこと、泣ける話、感動的な物語を書けるんですよね。それが僕は羨ましくて。そんな彼の作品をお客様が喜んでいる姿も見て、まっすぐやってもいいんだと彼の演出から学びました。あとは、僕自身が2.5次元作品の演出をしたことも大きいかもしれません」
ファンタジー作品をダンサブルでパワフルという梅棒らしさで具現化できるだろうかという逡巡も。「今まで梅棒が積み上げてきたやり方と合致するかなという不安がありましたが、これまで以上にメンバーが助けてくれました。僕にない表現や舞台装置の動かし方などを提案してくれて、作品がどんどん素敵な方向に昇華されました。その不安は完全に杞憂でしたね。手前味噌ですが、本当に素敵な作品になっています」
あらすじは次のとおり
自分の後継者を育てるべく、世界中から子どもたちを集めて修行させていたサンタクロース。見事、後継者の座を勝ち取ったニコラスだが、30年の時を経たころにはもう子どもたちはサンタクロースにプレゼントをお願いしなくなり、弟子のクリスと共に退屈な毎日を過ごしていた。そんなある日、ふたりのもとにプレゼントを求める一通の手紙が届く。配達を託されたクリス。ひとりの少女の想い、かつての因縁、プレゼントをめぐって運命が絡み合う。
クリスを演じるのは、梅棒初出演となるゲストキャストの生駒里奈。かねてからオファーをしており、今回ついに実現しました。
「生駒さんは、思っていた以上に俳優さんのマインドを持っていらっしゃって、稽古場でも本当に演劇が好きなんだろうなということが伝わってきます。役作りがしっかりしているので、地に足ついた、説得力のある演技をしてくれますし、責任感とプロ意識の高さを感じます。クリスはいろんな人の影響を受けるし与えるしという、物語の中心を担う役ですが、彼女が真摯に演じてくれるおかげで、キャラクターたちの関係性もクリアに伝わってきて、中心を担ってもらえて本当に良かったなと思っています」と、全幅の信頼を寄せています。
ゲストキャストはほかに、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でスーパー戦隊シリーズ初の21世紀生まれのヒロインを務める志田こはく、『成井豊と梅棒のマリアージュ』での共演以来、本公演は初出演となる演劇集団キャラメルボックスの筒井俊作、5年ぶり4度目の出演の一色洋平、日本初のダンスのプロリーグD.LEAGUEのチーム「avex ROYALBRATS」に昨シーズンまで所属していた実力派ダンサーSuGuRu。一色をのぞいてみな、梅棒本公演初登場。フレッシュな存在感がさらなる彩りを加えること間違いなしです。
梅棒からは伊藤(愛知のみ)、梅澤裕介、鶴野輝一(東京・大阪のみ)、塩野拓矢、天野一輝、野田裕貴、多和田任益が出演。伊藤と鶴野は同じ役を担います。ふたりの違いはどう出るのかというと、「体のサイズですかね。圧倒的に僕がでかいので、愛知では飛び出すような迫力をお届けできるかなと思います(笑)。僕も鶴野もコミカルな表現が得意だと思っているのですが、表現の仕方の共通点や、反対に流儀の違いも見られると思うので、そこを楽しみにしてもらえたら」。
生駒、志田と共にポスタービジュアルに起用されているメンバーの天野と多和田にも注目してほしいと語る伊藤。「天野がニコラスを演じるのですが、キーを握る役に選ばれることも今までなかったことで。それはひとつのエポックメイキングといいますか、天野にとって演者として転機になる作品になったらいいなという願いも込めています」
後継者に選ばれなかった怨みからサンタクロースの対抗組織を作る敵役ビクターを演じる多和田については、「自分がどういうふうに演じると梅棒に貢献できるかという見方をしてくれて、違う角度から意見も言ってくれますし、演技面にとどまらず、今回は志田さんのキャスティングを提案してくれました」と、2020年に梅棒に加入して以降、ますます頼もしくなったと語りました。なお、志田はビクターの娘役を演じます。
「梅棒の本公演では一番、家族で見てもらいたい作品かもしれない。誰も傷つけないし、最もハートフルだし、すごくわかりやすい内容なので、子どもも大人も楽しめます。劇場を出る頃には、家族がめっちゃ仲良くなっていると思います」と語った伊藤。12月20日(金)~12月22日(日)とクリスマスシーズン真っただ中となる大阪公演に向けては、「クリスマス前の休日、お子さんをどこに連れていこうかなと思っている親御さんはぜひ、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにお越しください!」とメッセージを送りました。
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12月に東京・サンシャイン劇場、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、愛知・ウインクあいちで上演
ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで創り上げるダンスエンターテインメント集団・梅棒。「多くのお客様が感情移入し、共感、感動できるパフォーマンス」を信条に、「劇場型ダンスエンターテインメント」を提供している彼らの最新公演が12月1日(日)の東京・池袋サンシャイン劇場より幕を開け、大阪、愛知と巡回する。タイトルは梅棒 19th GIFT『クリス、いってきマス!!!』。1年ぶりの完全新作で、笑って泣けて心あたたまる、クリスマスファンタジーを繰り広げます。
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梅棒主宰で作・総合演出を手掛ける伊藤今人は、「今まで梅棒でクリスマスの作品をやったことがなかったのですが、プロットの段階で‟自分の中からこんなかわいい作品が生まれるんだ”と思うくらい、ファンタジックな作品になった」と明かします。
ファンタジックな作風は好きだが、いざ自分で作るとなると照れ隠しで笑いに寄ってしまっていたといのこと。その心境の変化とは?
「今回は、自分がやりたいことを正直に書いていったら、素敵なお話になりました。そういうふうに書けたのも、メンバーの遠山晶司の存在が大きかったと思います。彼はまっすぐにかっこいいこと、泣ける話、感動的な物語を書けるんですよね。それが僕は羨ましくて。そんな彼の作品をお客様が喜んでいる姿も見て、まっすぐやってもいいんだと彼の演出から学びました。あとは、僕自身が2.5次元作品の演出をしたことも大きいかもしれません」
ファンタジー作品をダンサブルでパワフルという梅棒らしさで具現化できるだろうかという逡巡も。「今まで梅棒が積み上げてきたやり方と合致するかなという不安がありましたが、これまで以上にメンバーが助けてくれました。僕にない表現や舞台装置の動かし方などを提案してくれて、作品がどんどん素敵な方向に昇華されました。その不安は完全に杞憂でしたね。手前味噌ですが、本当に素敵な作品になっています」
あらすじは次のとおり
自分の後継者を育てるべく、世界中から子どもたちを集めて修行させていたサンタクロース。見事、後継者の座を勝ち取ったニコラスだが、30年の時を経たころにはもう子どもたちはサンタクロースにプレゼントをお願いしなくなり、弟子のクリスと共に退屈な毎日を過ごしていた。そんなある日、ふたりのもとにプレゼントを求める一通の手紙が届く。配達を託されたクリス。ひとりの少女の想い、かつての因縁、プレゼントをめぐって運命が絡み合う。
クリスを演じるのは、梅棒初出演となるゲストキャストの生駒里奈。かねてからオファーをしており、今回ついに実現しました。
「生駒さんは、思っていた以上に俳優さんのマインドを持っていらっしゃって、稽古場でも本当に演劇が好きなんだろうなということが伝わってきます。役作りがしっかりしているので、地に足ついた、説得力のある演技をしてくれますし、責任感とプロ意識の高さを感じます。クリスはいろんな人の影響を受けるし与えるしという、物語の中心を担う役ですが、彼女が真摯に演じてくれるおかげで、キャラクターたちの関係性もクリアに伝わってきて、中心を担ってもらえて本当に良かったなと思っています」と、全幅の信頼を寄せています。
ゲストキャストはほかに、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でスーパー戦隊シリーズ初の21世紀生まれのヒロインを務める志田こはく、『成井豊と梅棒のマリアージュ』での共演以来、本公演は初出演となる演劇集団キャラメルボックスの筒井俊作、5年ぶり4度目の出演の一色洋平、日本初のダンスのプロリーグD.LEAGUEのチーム「avex ROYALBRATS」に昨シーズンまで所属していた実力派ダンサーSuGuRu。一色をのぞいてみな、梅棒本公演初登場。フレッシュな存在感がさらなる彩りを加えること間違いなしです。
梅棒からは伊藤(愛知のみ)、梅澤裕介、鶴野輝一(東京・大阪のみ)、塩野拓矢、天野一輝、野田裕貴、多和田任益が出演。伊藤と鶴野は同じ役を担います。ふたりの違いはどう出るのかというと、「体のサイズですかね。圧倒的に僕がでかいので、愛知では飛び出すような迫力をお届けできるかなと思います(笑)。僕も鶴野もコミカルな表現が得意だと思っているのですが、表現の仕方の共通点や、反対に流儀の違いも見られると思うので、そこを楽しみにしてもらえたら」。
生駒、志田と共にポスタービジュアルに起用されているメンバーの天野と多和田にも注目してほしいと語る伊藤。「天野がニコラスを演じるのですが、キーを握る役に選ばれることも今までなかったことで。それはひとつのエポックメイキングといいますか、天野にとって演者として転機になる作品になったらいいなという願いも込めています」
後継者に選ばれなかった怨みからサンタクロースの対抗組織を作る敵役ビクターを演じる多和田については、「自分がどういうふうに演じると梅棒に貢献できるかという見方をしてくれて、違う角度から意見も言ってくれますし、演技面にとどまらず、今回は志田さんのキャスティングを提案してくれました」と、2020年に梅棒に加入して以降、ますます頼もしくなったと語りました。なお、志田はビクターの娘役を演じます。
「梅棒の本公演では一番、家族で見てもらいたい作品かもしれない。誰も傷つけないし、最もハートフルだし、すごくわかりやすい内容なので、子どもも大人も楽しめます。劇場を出る頃には、家族がめっちゃ仲良くなっていると思います」と語った伊藤。12月20日(金)~12月22日(日)とクリスマスシーズン真っただ中となる大阪公演に向けては、「クリスマス前の休日、お子さんをどこに連れていこうかなと思っている親御さんはぜひ、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにお越しください!」とメッセージを送りました。
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