合格願い「巳」の大絵馬 田高生が制作、和歌山県田辺市の蟻通神社
本格的な受験シーズンを前に、「知恵の神様」として知られる蟻通神社(和歌山県田辺市湊)の境内に、合格祈願の大絵馬が登場した。地元の田辺高校の生徒が手がけたもので、来年の干支(えと)である「巳(み)」を勢いよく表現している。
蟻通神社の名前は「ほら貝に糸を通すよう命じられた神様がアリに糸を結び、蜜を流してアリに通させた」という故事に由来。そこから知恵の神様として崇敬されている。
大絵馬の大きさは縦約1メートル、横約1・5メートル。美術部員で2年生の日高海音さん(17)と、書道部員で3年生の阪本悠一郎さん(18)が制作した。青空と太陽を背景にヘビが飛ぶ姿とともに、「合格」と書かれている。
17日には、大絵馬を奉納する奉告祭があった。2カ月ほどかけてヘビの絵を仕上げた日高さんは「緊張しながら描いた。いろいろな人の目に留まってくれればうれしい」と話した。阪本さんは「自分も受験生。しっかり合格を決めたい」と笑顔をみせた。
橋本義隆宮司(47)は「境内が一気に明るい雰囲気になった。大変な時期を迎えている受験生を勇気づけられれば」と語った。
蟻通神社の名前は「ほら貝に糸を通すよう命じられた神様がアリに糸を結び、蜜を流してアリに通させた」という故事に由来。そこから知恵の神様として崇敬されている。
大絵馬の大きさは縦約1メートル、横約1・5メートル。美術部員で2年生の日高海音さん(17)と、書道部員で3年生の阪本悠一郎さん(18)が制作した。青空と太陽を背景にヘビが飛ぶ姿とともに、「合格」と書かれている。
17日には、大絵馬を奉納する奉告祭があった。2カ月ほどかけてヘビの絵を仕上げた日高さんは「緊張しながら描いた。いろいろな人の目に留まってくれればうれしい」と話した。阪本さんは「自分も受験生。しっかり合格を決めたい」と笑顔をみせた。
橋本義隆宮司(47)は「境内が一気に明るい雰囲気になった。大変な時期を迎えている受験生を勇気づけられれば」と語った。