海の緊急通報は118番へ 田辺海保、適正な利用呼び掛け
海の緊急通報用電話番号「118番」を広く知ってもらおうと田辺海上保安部は18日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で周知活動をした。施設の来訪者に啓発品を手渡し、118番の適正な利用を呼び掛けた。
「118番の日」(1月18日)に合わせ、同施設の協力を得て実施した。田辺海保の海上保安官5人が参加したほか、海上保安庁のマスコット「うみまる」や、アドベンチャーワールドのパンダのキャラクターも登場。訪れた家族連れらに、118番や救命胴衣の着用などを紹介するパンフレットやクリアファイル、ボールペンなどを配った。子どもたちには風船も手渡した。
田辺海保によると、今年は118番の運用が始まってから20年、「118番の日」制定から10年の節目となる。担当者は「認知度はまだ低い。これからも118番を知ってもらうとともに、いたずらや間違い電話がないよう適正かつ有効な利用を呼び掛けていきたい」と話した。
海上保安庁によると、2019年中に全国であった118番通報は約48万3千件。うち間違いやいたずら、無言電話といった非有効件数は47万8千件と、全体の約99%を占めた。有効な通報の内訳は、「海難」1417件、「人身事故」1324件、「情報提供」2185件。また、118番の認知度についてアンケートをしたところ、回答者967人のうち、118番を「知らなかった」と答えた人が472人と約半数に上った。
海上保安庁では19年から、聴覚や発話に障害がある人らを対象に、インターネットを利用してスマートフォンなどから通報ができるサービス「NET118」の運用も始めている。
「118番の日」(1月18日)に合わせ、同施設の協力を得て実施した。田辺海保の海上保安官5人が参加したほか、海上保安庁のマスコット「うみまる」や、アドベンチャーワールドのパンダのキャラクターも登場。訪れた家族連れらに、118番や救命胴衣の着用などを紹介するパンフレットやクリアファイル、ボールペンなどを配った。子どもたちには風船も手渡した。
田辺海保によると、今年は118番の運用が始まってから20年、「118番の日」制定から10年の節目となる。担当者は「認知度はまだ低い。これからも118番を知ってもらうとともに、いたずらや間違い電話がないよう適正かつ有効な利用を呼び掛けていきたい」と話した。
海上保安庁によると、2019年中に全国であった118番通報は約48万3千件。うち間違いやいたずら、無言電話といった非有効件数は47万8千件と、全体の約99%を占めた。有効な通報の内訳は、「海難」1417件、「人身事故」1324件、「情報提供」2185件。また、118番の認知度についてアンケートをしたところ、回答者967人のうち、118番を「知らなかった」と答えた人が472人と約半数に上った。
海上保安庁では19年から、聴覚や発話に障害がある人らを対象に、インターネットを利用してスマートフォンなどから通報ができるサービス「NET118」の運用も始めている。