和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

【大阪都心から30分の自然教室】 教育事業部「自然学舎」が新たに学校向けの自然体験プログラムの提供を開始!

株式会社 類設計室
箕面彩都の山林で、五感を使った豊かな自然体験と、グループワークを通して協調性を身につける


これまでの「自然学舎」の取り組み

株式会社類設計室(本社:大阪市淀川区、社長:阿部紘)教育事業部「自然学舎」は、受講生を対象としたこれまでの自然体験プログラムに加えて、小学校や中学校、高等学校などの校外学習を目的とした学校団体さまの受け入れを新たに開始します。

舞台は、弊社が保有する大阪・彩都西にある26haの山林。「自然学舎」は、その自然の中で思いきり五感を使う体験を重ね自らの手で実践を繰り返しながら仲間と共に熱中できる自然教室を運営しています(2019年~10月末時点で総勢9,000名の子どもたちが受講)。

今回の新プログラムは、これまで受講生個人単位で受け入れていたプログラムを、学校団体での受け入れへと新たに拡大したものです。学校団体さま向けの新プログラムを11月から開始します(12月にはWEBページを開設予定)。

1日400名まで収容可能

学校団体さまの受け入れでは、事前の打ち合わせや下見などを行い、学年や学習レベルに応じたプログラム案内を実施いたします。児童・生徒のみなさまにおいては、自然学舎の体験プログラムを通じて、「どんな未来になってもたくましく生きる力」を育み、自ら課題を掴み、答えを出し、仲間と協力して実現していく人材になることを期待しています。

学校向けの自然体験プログラムを開発した背景
当社では、50年にわたり「類塾」という学習塾を経営、2010年代から探求学習にも力を入れてきました。ここで培ってきた学習指導と、生徒の意欲上昇やリフレクション(振り返り)などのノウハウを活かしながら、自社で保有する森林を大自然の教室として、子どもたちに開放しております。自然での経験は、子どもたちの健康でたくましい心身や、自ら考える力と最後までやり抜く力を鍛え、勉強を突破する能力はもちろん、社会でも通用する人材へと成長できると考えています。

都市部の学校においても、気軽に自然に触れる機会をつくり、気づきや驚きを得られる場を提供するため、これまでの「自然学舎」の活動を、学校団体さまにも広く提供することとしました。

「自然学舎」では、一過性のレジャーに終わらないプログラムを目指し、稲作や畑作、採取・調理などを行う「自然百姓塾コース」、山林にツリーハウスや階段、秘密基地やピザ窯などをゼロからつくったり、開拓していく「アドベンチャーフィールドコース」、他県の農村漁村でその道のプロフェッショナルに学びに行き、地域と密接に関わる「本格研修コース」を展開しています。

「自然学舎」による学校向け自然体験プログラムの例
対象:社会科学習、修学旅行、探求学習などを目的とした授業(クラス/学年/学校単位)
年齢:小学生・中学生・高校生
収容:最大400名まで
場所:類アドベンチャーフィールド(箕面彩都)
1.プログラム例(2泊3日キャンプ)
本企画を通じて「まずやってみよう」という気持ちや、学び=遊びの感覚を身につけるため、各チームがやりたいミッションをそれぞれ発案。火おこしやロープワーク(基本的な結び方や、複雑で頑丈な結び方の習得)などミッションに必要な知識を学んだあと、学年を越えての交流を実施することで、人としての成長を期待した2泊3日のキャンプ。各チームは専属スタッフが引率します。

<1日目>
10:00 ゼロから火起こし
11:00 飯盒炊飯・昼食
13:00 室内プログラム(ロープワーク)
チームでミッションを決めよう
・秘密基地を作る班  ・ピザ窯を作る班 
・ウッドデッキを作る班 
・昆虫や鹿の角を探す冒険班 等
16:00 宿舎移動



ゼロから火起こし

<2日目>
10:00 山での活動1.
    (ミッションに向けて活動)
11:00 飯盒炊飯・昼食
13:00 室内プログラム
    (ペットボトルホルダーづくり)
16:00 宿舎移動



スタッフ指導のもと、のこぎりを扱う

<3日目>
10:00 山での活動2.
    (ミッションに向けて活動)
11:00 昼食
13:00 山での活動3.
    (ミッションに向けて完了)
16:00 企画終了



丈夫な足場を作りました

2.プログラム例(1泊2日入学前オリエンテーション)
様々な地域から入寮する生徒が多い学校さま向けに、入学前後に新入生や在校生との仲間関係を構築できる場として1泊2日のオリエンテーションを企画しました。初めましての人同士でも、自然の中で一緒に頭と身体を使うことで、慣れない環境や仲間関係への不安を一気に払拭します。

ロープワークで結び方を学ぶ
<1日目>
10:00 ゼロから火起こし
12:30 昼食
13:45 秘密基地のデザインを考えよう
16:00 宿舎移動
17:30 BBQ・花火




秘密基地づくりの木を準備
<2日目>
10:00 秘密基地を作ろう
11:00 昼食
14:30 秘密基地の成果発表
16:00 企画終了



3.雨天時プログラム例(しごと学舎の「こども建築塾」を1日体験しよう)
13:30 建築の歴史について学ぼう
14:00 粘土や箸を使って
     建物を組み立ててみよう
14:30 スケッチや模型をつくってみよう
15:30 成果発表 
16:00 企画終了



これまでの「こども建築塾」の様子


自然体験プログラムを事前に参加していただいた方々の声
自然体験プログラムの授業を受けた生徒の方々、学校の先生の方々の声を紹介いたします。

<授業を受けた生徒の方々の声>

・「最初はこのチームじゃ絶対無理と思っていたけど、日を重ねるごとに一人一人の個性が表れてきて、『あの子も頑張っているから、自分も頑張ろう』とみんなが思い始め、最後は一体になって取り組めて良かった。」(小学6年生)

・「みんな初めましての状態だったけれど、材料を集めて1から取り組む秘密基地づくりを通じて、会話をするきっかけにもなって仲良くなれたのは良かったです」(中学1年生)

・「自然学舎の先生の『0から生み出してみる』という言葉がすごく心に刺さった。慣れない環境で予定通りにいかなかったこともあるが、それらも『どう楽しむか』や『話を聞くときは聞き手がちゃんと発表しやすい空気にしてあげる』など、学びが多かったです。」(中学2年生)

<事前プログラムを導入した先生方の声>

・「2泊3日のプログラムを実施しました。自分たちなりの課題を設定し、自分たちなりのやり方で、自分たちなりの最適解を創る。まさにこれは、現代の探求であり、学びの本質部分ではないかと思いました。」(追手門学院中学校 教頭先生)

・「日帰り企画として参加しました。自然学舎の小学生のみなさんの、エネルギッシュで積極的な姿に圧倒されました。本校生徒への刺激も多かったです。今後は学年単位で参加するなど検討していきたいです。」(同志社中学校 先生)

・「1泊2日で計画を組んでもらいました。特に、火おこし、秘密基地づくりといったミッションの設定が本当に良かったです。普段の生活ではなかなか体験できない壮大なミッションなので、チーム全員が役割をもって協力していました。また自然学舎の先生方のサポートがプロフェッショナルでした。」(コリア国際学園 中等部先生)

今後の展開
株式会社類設計室は、未来を生きる子どもたちの学びになるよう、進路選びのヒントや世界観を広げるプログラムを企画していきます。この自然体験プログラムもその一環であり、本年度中に関西10校、約1,000人を対象に実施予定です。

今回行われる自然体験プログラムや「自然学舎」の普段の活動に関しては、活動の様子のほか、ご取材も可能です。お気軽にお問い合わせください。

株式会社類設計室について
活力ある社会をめざして、株式会社類設計室(読み:るいせっけいしつ)は、21世紀を牽引するお客様の戦略パートナーとして活力あふれる空間を設計しています。さらに「社会の活力を生み出す」という視点から、新しい教育・農業にも取り組んでいます。



<会社概要>
ミッション:活力ある社会を設計する
会社名  :株式会社 類設計室
設立   :1972年
代表取締役:阿部 紘
所在地  :大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル(大阪本社)
     :東京都大田区蒲田 5-38-3 蒲田朝日ビル(東京本社)
事業内容 :設計事業部「類設計室」、教育事業部「類塾」「類学舎」「自然学舎」「しごと学舎」、農園事業部「類農園」、宅配事業部「類宅配」、管財事業部「類管財」の5業態を展開しています。
URL   :https://www.rui.ne.jp/
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