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未来を見つめ、上海で閉幕

AsiaNet 200488 （1237）

【上海2024年10月31日新華社＝共同通信JBN】2024 World Laureates Forum（2024年世界受賞者フォーラム）（WLAフォーラム）は、上海のLin-gang（臨港）特別区にあるフォーラム常設会場で10月25日から27日まで開催されました。

このフォーラムには、ノーベル賞受賞者11人、50人以上の海外の優秀な科学者、40人を超える中国の学者や上級科学者、中国および海外の優秀な若手科学者約100人を含む、世界中の科学者および学界、産業界、研究機関の代表者約300人が集まりました。

「科学の卓越性」をテーマにした今年のフォーラムでは、フォーラム、プレゼンテーション、インタビュー、交流など約100の質の高いアクティビティーが行われました。

フォーラムの開会式では、2024 WLA Prize（2024年WLA賞）の授与式が行われました。2024 WLA Prize in Computer Science or Mathematics（2024年WLAコンピューターサイエンス・数学賞）はコーネル大学のジョン・クラインバーグ（Jon Kleinberg）教授に授与され、ジョンズ・ホプキンス大学教授でハワード・ヒューズ医学研究所（Howard Hughes Medical Institute）のジェレミー・ネイサンズ（Jeremy Nathans）研究員が2024 WLA Prize in Life Science or Medicine（2024年WLA生命科学・医学賞）を受賞しました。

開会式では、中国科学院と中国工程院のノーベル賞受賞者や学者を含む中国および海外の科学者代表5人が基調講演を行い、世界の科学技術の発展と人類社会が直面している喫緊の課題に関する最先端の見解を共有しました。

今年のフォーラムでは、WLA Basic Science and Interdisciplinary Frontier Forum（WLA基礎科学および学際的フロンティアフォーラム）が開始され、カーボンニュートラルやエネルギーシステムの変革、新たな生産力を生み出す海洋マイナス炭素排出、その他の関連分野における最新の進歩が共有されました。

また、WLA Physical Science Forum（WLA物理科学フォーラム）が発足し、既存のIntelligent Science Forum（インテリジェントサイエンス・フォーラム）とLife Science Forum（生命科学フォーラム）を補完して、フォーラムの3つの主要会議になりました。さらに、初めて新しいケーススタディーセッションが組み込まれ、科学界、投資部門、産業界の関係者が一堂に会し、多角的なコラボレーションプラットフォームが構築されました。

若手科学者の支援と育成に重点を置いたこのフォーラムは、Young Scientists Forum（若手科学者フォーラム）、Young Scientists HUB（若手科学者HUB）、Sci-T Conference（Sci-T会議）、She Forum（Sheフォーラム）、新たに導入されたScience Education Forum（科学教育フォーラム）を通じて、トップ科学者、若手科学者、ティーンエイジャー間のコミュニケーションのためのプラットフォームを包括的に構築しました。

画期的な試みとして、受賞者のための学術交流アクティビティーと最先端の講演が上海の主要な科学研究機関やトップクラスの高校で行われ、活気に満ちた開放的な上海にアイデアを盛り沢山生み出し、イノベーションを刺激した1週間にわたる学術の祭典が生まれました。

現在世界が直面しているさまざまな危機と課題の中で、このフォーラムの成功とそれに関連した成果は今後もイノベーションへのインスピレーションの源となり、将来の障害を克服するための触媒として引き続き機能していきます。

 
ソース：World Laureates Association



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