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リバスタ、施工管理業務の標準化とノウハウ継承を支援する新サービス「GENBATON」を提供開始

リバスタ
大林組全面協力のもと開発 業界課題となっている「担い手不足」にアプローチ




株式会社リバスタ(本社:東京都江東区、代表取締役:高橋 巧、以下「当社」)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:蓮輪 賢治、以下「大林組」)全面協力のもと開発した、施工管理業務の標準化とノウハウ継承を支援する新サービス「GENBATON(ゲンバトン)」の提供を開始したことをお知らせします。

■「GENBATON」提供開始の背景
 日本の建設業界は、2023年度の建設投資額が70兆円(※1)を超える巨大産業でありながらも、就労者の減少や高齢化等による担い手不足、資材や人件費の高騰、2024年問題(時間外労働の上限規制)等、さまざまな課題があります。中でも「担い手不足」については、建設技能者のうち60歳以上が全体の約4分の1(25.7%)を占め、29歳以下の割合は12%程度に留まっており、これからの建設業界を担う若年層の減少が深刻化しています(※2)。

 担い手不足の課題に対処し、持続可能な建設業を目指すためには、限られたリソースで業務を効率的に遂行することや、ベテラン社員が保有する数多くのノウハウを経験の浅い社員へ継承し、いち早く現場で活躍できる環境を構築することが急務となっています。しかしながら、現場ごとで業務のやり方が異なる等の理由から、教育に多くの負荷がかかってしまったり、そもそも教育のための時間が十分に確保できず、ノウハウの継承にばらつきが生じたりしてしまう等、多くの課題があります。

 このような課題を解決するため、大林組の全面協力のもと、施工管理業務の標準化、ノウハウ継承を支援する新サービス「GENBATON」を開発し、このたびの提供開始に至りました。


■「GENBATON」が目指す世界観
 「GENBATON」では、建設業界の課題である担い手不足に対し、「施工管理業務の標準化」「ノウハウ継承」の2つのステップで課題解決を支援します。

【STEP1:施工管理業務の標準化】
 1つめのステップでは、施工管理業務の標準化により、経験の浅い社員や派遣社員の早期戦力化の取り組みを支援します。同じ元請会社の中でも現場ごとに業務のやり方やルールが異なるため、経験の浅い社員や派遣社員が現場に着任するたびに教育・フォローを行う必要があり、教える側と教わる側の双方に負荷がかかっています。
 「GENBATON」をご利用いただくことで、一度習得した業務のやり方やルールが全国のどこの現場でも通用し、経験の浅い社員や派遣社員がいち早く現場での戦力となる世界を目指します。



【STEP2:ノウハウ継承】
 2つめのステップとして、ベテラン社員から、経験の浅い社員へのノウハウ継承の取り組みを支援します。現場には経験豊富なベテラン社員が数多く存在する一方で、経験の浅い社員に対してノウハウを継承する機会は各現場でのOJT等に限られており、ノウハウの継承にばらつきがあるのが現状です。加えて、現場によっては教育に十分な時間が取れず、経験の浅い社員が業務習得に苦労されることもあります。
 経験の浅い社員が着任した現場や地域に関わらず、「GENBATON」を通じてベテラン社員のノウハウに触れ、活用できる世界を目指します。




■「GENBATON」のサービス概要
 「GENBATON」は、「書類管理」「施工計画」「出来高・歩掛管理」の3サービスで構成されます。建設現場施工管理サービス「Buildee(※3)」と連携しているため、「Buildee」をご利用のお客様は、初期設定、マスタ登録、ユーザーID発行・普及等の手間を大幅に削減でき、手軽に「GENBATON」をご利用いただけます。

1.書類管理サービス
・期限間近に書類業務に追われるのではなく、現場書類の計画から保管まで、フロントローディング(※4)で書類業務を円滑に進めることを目指すサービスです。

2.施工計画サービス
・工種ごとの施工計画のノウハウを、施工計画立案・検討会・フォローアップ等に活用することを目指すサービスです。

3.出来高・歩掛管理サービス
・各現場で収集・蓄積した「出来高」「歩掛」を、他の類似現場での計画立案・管理等に活用することを目指すサービスです。

【料金】
 「GENBATON」のリリースを記念して、「リリース記念キャンペーン」を実施します。
 キャンペーン価格(※5):月額 ¥5,000(税抜)/現場
 キャンペーン期間:2024年10月~2025年3月までのご利用

■今後の展開について
 「GENBATON」では今回のサービスリリースを機に、順次機能を拡張していく予定です。直近では、4つめのサービスとして「施工図管理サービス」の開発を進めており、提供開始は2025年春頃を予定しています。

(※1)出典:国土交通省「建設投資見通し(2024年度)」
(※2)出典:国土交通省 第25回基本問題小委員会 配布資料「資料1 建設業を巡る現状と課題」
(※3)建設現場施工管理サービス「Buildee」について:「Buildee」は、建設現場における施工管理業務をサポートするクラウドサービスです。日々の調整会議における作業間連絡調整や入退場管理、安全書類作成、進捗・歩掛管理などの機能をすべて網羅したオールインワンのサービスとして500社超の元請会社に利用いただいており、業界最大級の施工管理領域クラウドサービスとして普及しています。(サービスサイト:https://service.buildee.jp/
(※4)前倒しできる作業工程を初期段階で行い、後工程の手戻りや手直しを減らすことで全体の業務量を削減し、品質の向上やコスト削減・工期短縮を図ること。
(※5)2025年4月からは月額 ¥10,000(税抜)/現場のご案内を予定しています。


■関連リリース
・大林組とリバスタ新たな施工管理サービス「GENBATON」を開発 ~業務標準化とノウハウ継承により、建設業界の課題である担い手不足にアプローチ~(2024年5月9日)
https://www.rvsta.co.jp/news/20240509/
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■リバスタについて
 株式会社リバスタは、『「つくる」の現場から、世界を変える。』のミッションのもと、建設業界が抱えるさまざまな課題をITで解決するため、お客様に寄り添い共に創造する姿勢で、幅広いソリューションを提供しています。電子マニフェストサービス「e-reverse.com」や建設現場施工管理サービス「Buildee」、建設現場ICT機器ソリューション「BANKEN」等は、10,000社を超えるお客様にご利用いただいており、建設現場の生産性向上に貢献しています。また、建設現場のCO2算定サービス「TansoMiru」や、建設技能者向けポイントサービス「ビルダーズポイント」、そしてこのたびの「GENBATON」の提供を通じ、脱炭素化や労働環境等の課題改善も支援することで、サステナブルな社会の実現を目指します。

会社名:株式会社リバスタ
代表者:代表取締役 高橋 巧 
所在地:東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア9F
資本金:1億円
URL:https://www.rvsta.co.jp 
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