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初来日・キム・ゴウン、巫堂役で“魂”呼び込む熱演 体調不良のスタッフも

“魂”呼び込む熱演をしたキム・ゴウン (C)ORICON NewS inc.
“魂”呼び込む熱演をしたキム・ゴウン (C)ORICON NewS inc.
 韓国俳優のチェ・ミンシク(62)とキム・ゴウン(32)、チャン・ジェヒョン監督が10日、都内で行われた映画『破墓/パミョ』(18日日本公開)ジャパンプレミアに登壇。チャン監督が、キム・ゴウンの熱演っぷりを明かした。

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 『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で社会現象を巻き起こしたキム・ゴウンは、今回が初めての来日プロモーションとなる。レザーのミニ丈ワンピース姿で登場すると、観客の大歓声を受けて照れ笑い。「日本で作品を紹介できるチャンスに恵まれてとても光栄に思っています」と思いを伝えた。MCの「会いたかった人~?」という呼びかけに、観客は大きな拍手で答えた。

 観客からの声援にキム・ゴウンは「んふふ」とキュートな笑顔に。「日本の皆さまに作品を紹介できることが、人生にとって大きな経験だと思っています。光栄です。皆さんがどのような反応をくださるのかワクワクしています」と期待を込めつつ、「この作品に対する良い反応と温かい応援が楽しみです。興業的にも成功することを願います」とストレートな言葉で呼びかけ、笑いを誘った。

 一方、チャン監督は「撮影現場で体調不良者が何人か出てしまった」と撮影過程を告白。「キム・ゴウンさんが祈文(祈祷の文言)を読んでいるときにおそらく魂がやってきた」と言い、「(巫堂の監修の)先生に追い払ってもらい、その後、無事にスタッフの体調が戻りました」と明かした。本物の魂を呼び込んでしまうほどの熱演を見せたキム・ゴウンは、監督の暴露に恥ずかしげな表情を浮かべていた。

 今作は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『パラサイト 半地下の家族』を超えて韓国で約1200万人を動員し、2024年No.1大ヒット作。『第74 回ベルリン国際映画祭』でワールドプレミアとして上映、世界133ヶ国で公開が決定し、『第60回百想芸術大賞』で監督賞、主演女優賞、新人男優賞、芸術賞を受賞するなど、海外で熱狂と快挙が報じられている。

 巫堂・ファリム(キム・ゴウン)と弟子・ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族からけた違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師・サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師・ヨングン(ユ・ヘジン)も合流。4 人はお祓いと改葬を同時に行なうが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた。

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提供:oricon news
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