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紙粘土で「巳」の置物作り

おしゃべりを楽しみながらヘビの置物作りに取り組む「つれづれ会」のメンバー(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
おしゃべりを楽しみながらヘビの置物作りに取り組む「つれづれ会」のメンバー(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
 和歌山県田辺市龍神村の上柳瀬多目的集会所で介護予防の活動をしている自主グループ「つれづれ会」は、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんでヘビの置物を手作りした。集まったメンバーが、おしゃべりを楽しみながら紙粘土でかわいらしい置物を作った。

 会のメンバーは、地域の79~99歳の11人。月1回集まり、花見を楽しんだり、シャッフルゴルフなどのゲームをしたりして、親睦を深めながら健康づくりに努めている。

 干支の置物作りにも毎年取り組んでいる。世話役を務めている龍神村柳瀬の深瀬トキ子さん(82)が、翌年の干支に合わせて見本となる置物を作っており、これまで「酉(とり)」から「辰(たつ)」までの8種類を手作りしてきた。

 この日も、深瀬さんが作った白いヘビの置物を見本に、参加したメンバー9人が紙粘土を使ってそれぞれ置物を作った。出来上がったものは乾燥させて、10月に顔などを描き込んで仕上げる。

 深瀬さんは「置物を見てほっこりしてもらえるような、かわいらしいヘビを意識した。みんなで気兼ねなく集まり、わいわいおしゃべりを楽しみながら作っている。あと三つで十二支がそろうので、みんなで全部作れるように頑張りたい」と話した。

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