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「信頼される看護師に」 実習前に宣誓式、熊野高看護科専攻科1年生、和歌山

目指す看護師像を宣言する生徒(中央)=和歌山県上富田町朝来で
目指す看護師像を宣言する生徒(中央)=和歌山県上富田町朝来で
 和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館大ホールで27日、熊野高校看護科専攻科の宣誓式があった。12月から始まる病院での実習を前に、1年生25人が看護師になる決意を新たにした。

 看護科は高校課程3年と専攻科課程2年の一貫教育。宣誓式は専攻科の1年生が本格的な実習の前に、毎年この時期に開いている。保護者のほか、専攻科の2年生も出席し、晴れ姿を見守った。

 白衣をまとった1年生が壇上に上がり「患者さまに寄り添い信頼される看護師になります」「急患時でも臨機応変に対応できる看護師になります」などと1人ずつ宣誓。看護の精神を受け継ぐ意味を込めて、ナイチンゲール像からろうそくの火を継承した。

 1年生を代表し、吉田尋翔さん(18)は「看護の道を目指す者という自らの意志を再確認し、それぞれ誓いの言葉を胸に、より一層努力を重ねていきたい」と述べた。

 内川さやか校長は「多くの人の健康に貢献し、社会を照らす光のような存在になってほしい」と激励した。

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