ぼたん荘リニューアル
和歌山県古座川町は27日、リニューアルが完了した同町月野瀬の「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」の内覧会を開いた。訪れた町民らが大きく様変わりした施設に驚いた様子だった。11月上旬から中旬にかけて運営再開を予定している。
ぼたん荘は1996年に町が整備した温泉宿泊施設で、4人部屋の客室10室と、多目的に使える「いろり館」などを備えていた。指定管理者の一般社団法人「古座川ふるさと振興公社」が運営していたが、新型コロナの影響で経営状態が悪化。昨年3月末で営業を終了した。
その後、町が工事費用2億1131万円をかけ、老朽化した建物の修繕、客室改修を実施。指定管理者には経営コンサルタント業「楽帆」(東京都)が決まった。
施設内の客室は以前、和室のみだったが洋室も設置した。1階にあった宴会場は洋室4部屋(シングル3部屋、ツイン1部屋)とミーティングルームに変更。2階は洋室9部屋(シングル6部屋、トリプル3部屋)と和室4部屋に改修した。客室にシャワーやユニットバスを設置したほか、自転車で訪れる観光客用に、自転車を壁に掛けられる設備もある。
内覧会に訪れた同町池野山の80代女性は「以前、ぼたん荘に勤めていた。その時と比べて格段に違って、まるでホテルのよう。値段にもよるが泊まってみたい」と興味津々だった。
大屋一成町長は「前は1人でも4人部屋に泊まってもらっていたが、1人や2人用の部屋もできた。福祉を絡めた施設でもあるので、観光客はもちろん、町民に愛される施設になってほしい」と話した。
町によると、ぼたん荘周辺では観光の拠点となる施設や防災施設の整備を目指し、基本構想の計画を予定している。
ぼたん荘は1996年に町が整備した温泉宿泊施設で、4人部屋の客室10室と、多目的に使える「いろり館」などを備えていた。指定管理者の一般社団法人「古座川ふるさと振興公社」が運営していたが、新型コロナの影響で経営状態が悪化。昨年3月末で営業を終了した。
その後、町が工事費用2億1131万円をかけ、老朽化した建物の修繕、客室改修を実施。指定管理者には経営コンサルタント業「楽帆」(東京都)が決まった。
施設内の客室は以前、和室のみだったが洋室も設置した。1階にあった宴会場は洋室4部屋(シングル3部屋、ツイン1部屋)とミーティングルームに変更。2階は洋室9部屋(シングル6部屋、トリプル3部屋)と和室4部屋に改修した。客室にシャワーやユニットバスを設置したほか、自転車で訪れる観光客用に、自転車を壁に掛けられる設備もある。
内覧会に訪れた同町池野山の80代女性は「以前、ぼたん荘に勤めていた。その時と比べて格段に違って、まるでホテルのよう。値段にもよるが泊まってみたい」と興味津々だった。
大屋一成町長は「前は1人でも4人部屋に泊まってもらっていたが、1人や2人用の部屋もできた。福祉を絡めた施設でもあるので、観光客はもちろん、町民に愛される施設になってほしい」と話した。
町によると、ぼたん荘周辺では観光の拠点となる施設や防災施設の整備を目指し、基本構想の計画を予定している。