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田工業高が護衛艦の模型寄贈

護衛艦「みょうこう」の模型を寄贈した田辺工業高校の生徒(京都府舞鶴市で)=提供
護衛艦「みょうこう」の模型を寄贈した田辺工業高校の生徒(京都府舞鶴市で)=提供
 和歌山県田辺市あけぼのの田辺工業高校機械科2、3年生6人はこのほど、京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴基地総監部を訪れ、卒業生が制作した護衛艦「みょうこう」の模型を寄贈した。

 模型は昨年度の機械科3年生が実際の100分の1サイズで制作。主に鉄製で、500パーツ以上を組み合わせて作られており、本体のみで重さは50キロほど。災害派遣などで活躍する自衛隊への感謝の気持ちを込めて作ったという。

 寄贈式典には、舞鶴基地総監の伊藤秀人海将や「みょうこう」艦長の馬場智也1等海佐が参加し、「素晴らしい出来栄え」などとたたえた。模型は、基地内にある海軍記念館入り口に展示されている。

 式典後、生徒は艦長から「みょうこう」の説明を聞いたり、艦橋や操縦室などを見学したりして「本物はスケールが違う」「海上自衛隊かっこいい」などと喜んだ。

 「みょうこう」の模型の寄贈については、田辺工業高が自衛隊和歌山地方協力本部田辺地域事務所(田辺市下万呂)に相談し、同事務所が舞鶴基地につないだ。同事務所は「生徒たちの発想力と技術には目を疑う。今後も協力できることはサポートしたい」と話している。

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