和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

龍神で25日まで夏の観燈祭

龍神温泉街の旅館「下御殿」前で、ろうそくの明かりをともす灯籠(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
龍神温泉街の旅館「下御殿」前で、ろうそくの明かりをともす灯籠(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
辰年を記念した特別イベントとして、風鈴や赤いちょうちんで飾り付けた「温泉寺の灯火」(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
辰年を記念した特別イベントとして、風鈴や赤いちょうちんで飾り付けた「温泉寺の灯火」(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
 和歌山県田辺市龍神村の龍神観光協会は25日まで、龍神温泉街などにろうそくの灯籠を並べる「夏の観燈祭(かんとうさい)」を開催している。夜の龍神村を幻想的に彩る催しで、24日にはモデルが参加する撮影会や、キッチンカーの出店も予定している。


 観燈祭は、龍神村を盛り上げ、夜の魅力を知ってもらおうと毎年夏と冬に開いている。

 灯籠は、宿泊施設や飲食店の玄関先などに並べて、午後6時~9時ごろに明かりをともす。灯籠を置いている施設は旅館上御殿、旅館下御殿、旅館有軒屋、旅館萬屋、まごころの宿丸井、龍神温泉元湯、季楽里龍神、亜瑠絵巣、花屋商店、ほったて小屋。期間中は毎日午後7時~10時の間、龍神行政局にある龍のモニュメントをライトアップしている。

 辰(たつ)年を記念し、今回は特別イベントとして「温泉寺の灯火」と「難陀龍王への祈り」も実施する。龍神温泉街にある温泉寺を風鈴や赤いちょうちんで幻想的に彩るほか、龍神温泉の守り神として知られる難陀龍王社に「願い箱」を設置。観燈祭の参画施設で手に入る短冊に願い事を書いて入れてもらう。

 観燈祭の様子を撮影した写真を募るフォトコンテストも実施する。応募は1人3点まで。最優秀賞(1万円相当の地域特産品)、優秀賞(5千円相当の地域特産品)、ほっと賞(龍神温泉グッズ)各1点を選ぶ。

 デジタルカメラ(携帯電話のカメラも可)で撮影したプリント写真が対象で、サイズは四つ切り(ワイド可)またはA4。作品のデジタル加工や合成、加筆は不可としている。応募用紙やメモ用紙などに必要事項を記入し、作品の裏面に貼り付けて、龍神観光協会(郵便番号645―0415 田辺市龍神村西376)に郵送するか、持参すればよい。締め切りは9月5日(消印有効)。

 撮影会は24日午後6時から、龍神温泉街で実施する。雨天中止。参加の申し込みは不要だが、撮影した写真の最低1点はフォトコンテストに出品してもらう。

 問い合わせは、龍神観光協会(0739・78・2222)へ。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ