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滝と塔、幻想的に 那智山で点灯試験

試験点灯で暗闇の中、幻想的に浮かび上がった那智の滝と三重塔(19日午後6時5分、和歌山県那智勝浦町那智山で)=露出時間10秒
試験点灯で暗闇の中、幻想的に浮かび上がった那智の滝と三重塔(19日午後6時5分、和歌山県那智勝浦町那智山で)=露出時間10秒
 世界遺産に登録されている和歌山県那智勝浦町那智山、熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体「那智の滝」と那智山青岸渡寺の三重塔で19日、大みそかのライトアップに向けた試験点灯があり、暗闇の中、滝と塔が幻想的に浮かび上がった。

 この日は神職が投光器のガラスを磨くなどした後、午後5時ごろから点灯。辺りが暗闇に包まれる中、落差133メートルの滝が青白く輝き、朱色の三重塔も鮮やかに照らし出された。

 ライトアップは大みそかの日没から元日の明け方にかけて行い、初詣客を迎える。

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