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千原ジュニア、別府ひき逃げ事件に8分間の独白 遺族の思いに触れ「この状況は想像を絶する」

ABEMAニュース番組『ABEMA的ニュースショー』に出演した千原ジュニア(C)AbemaTV,Inc.
ABEMAニュース番組『ABEMA的ニュースショー』に出演した千原ジュニア(C)AbemaTV,Inc.
 お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが、6月29日放送の、『ABEMA的ニュースショー』に出演。この日は『別府ひき逃げ発生2年 八田容疑者追跡SP』と題し、これまでの放送の中から、取材を重ねて見えてきた重要指名手配犯・八田與一容疑者の人物像や、亡くなった被害者Aさんの父の想い、母からの手紙などを放送したが、ジュニアが事件への想いを約8分にわたって独白した。

【動画】千原ジュニア、別府ひき逃げ事件に独白「この状況は想像を絶する」

 ジュニアは「この事件について、最初は知らなかった。僕はひき逃げ事件だと思っていないが、地方のそうされるものを、なかなか東京では知る術がないですよね」と切り出し、「番組で亡くなった被害者のお父さんとお話させていただいたり、お母さんの手紙を読ませてもらったりする中で、僕が1番印象に残っているのは、お父さんがまだ仏壇の前で手を合わせられていないこと。八田容疑者が捕まって、初めて仏壇の前に座られるのかなと。1日も早くそんな日が来ることを願っていると思う」と遺族を慮った。

 続けて、「この状況は、子どもがいるものとしては想像を絶する。そんな中でも、『捕まえる』『いい方向に向かうのなら』と、遺族は番組の取材に答えてくれているだろうから、一丸となって番組をやらせていただけたらと思う」とコメント。さらに「『今日起きたら、八田容疑者が捕まったニュースが流れてくるんじゃないか』と日々思いながら携帯を見ている」と打ち明けた。

 最後に、遺族からの質問「芸能界や東京の人で、この事件や八田與一のことを知っている人はどれくらいいると感じますか?」について、ジュニアは「この番組を通して知っている人が増えたことは間違いないが、それほど多くはない」と回答。その上で、「1人で2年間逃げ続けるのは無理だろうから、協力者がいると思う。もしかしたら、指名手配されていることを知らずに協力してしまっていることもあるだろう。そういうことのないように、情報をいっぱい流して、みんなに知ってもらうことが1番。事件を風化させないことは不可能だから、そのスピードをいかに遅らせるか。そして、その間に何としてでも捕まえてもらいたい」と語っていた。



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