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映画『ぼくのお日さま』中西希亜良、外国人記者の質問に流ちょうな英語で回答

流ちょうな英語を披露した中西希亜良 (C)ORICON NewS inc.
流ちょうな英語を披露した中西希亜良 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の越山敬達(15)、中西希亜良(13)が1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた映画『ぼくのお日さま』の上映会に登壇した。

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 印象に残っている撮影時のエピソードを聞かれると、越山は「湖の撮影のときに、自然の氷だからゴツゴツしていて、たくさん転びました」と振り返り、「右ひざを3回強打して…泣いちゃったことを覚えています(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

 中西は「英語でいいんですか?」とたずねつつ、日英仏のトリリンガルらしい流ちょうな英語で「私も(越山と)同じシーンが思い出される。自然の氷なのでかなりデコボコしていて、私も長いことスケートをやっていますが、あれほどのデコボコした氷は滑ったことはなかったです」と回答していた。

 続けて、本作が映画初出演作となった今作についても「撮影のやり方がわかっていたわけではないので、怖異部分もありました」と英語で不安を明かしつつ、「改善が必要なのかもしれないと思ったり、実力が足りていないと感じる部分もありました」と回顧。「今回はそこをスケートの技術で補うことができましたし、スケートをしていなかったらこの役を獲得することはできなかった」と自身のフィギュアスケート人生を誇りながら、俳優としては「まだまだ努力しなければならない」と未来を見据えた。

 上映会にはこのほか、池松壮亮、奥山大史監督も登壇した。

 本作では、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年・タクヤ(越山)と、選手の夢をあきらめたスケートのコーチ・荒川(池松)、コーチに憧れるスケート少女・さくら(中西)の3人の視点で、淡くて切ない小さな恋の物語が描かれる。今作で商業映画デビューとなった奥山監督は、自ら撮影、脚本、編集も手がけた。

 今年5月にフランスで行われた『第77回カンヌ国際映画祭』では、日本作品で唯一オフィシャルセレクションの「ある視点」部門に選出。ドビュッシー劇場での公式上映後には、約8分におよぶスタンディングオベーションで称えられた。

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提供:oricon news
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