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高2・久保選手(串本出身)優勝/陸上 日本選手権女子800メートル

 パリ五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権最終日が6月30日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムであり、女子800メートル決勝で和歌山県串本町出身の久保凛選手(東大阪大敬愛高2年)が2分3秒13で初優勝した。

 日本選手権は初出場。女子1500メートルと5000メートルの2種目でパリ五輪代表の田中希実選手(ニューバランス)ら国内トップレベルの社会人ランナーに交じり、前日の予選は全体1位のタイムで決勝に進出した。

 決勝では、序盤から先頭集団の中でレースを運び、残り約200メートルで田中選手を抑えて先頭に立ち、後続を突き放して快勝。自身の持つU18日本記録(2分3秒50)を更新した。

 レース後、久保選手は「自信を持ってレースができた。勝ち切れてうれしい」と笑顔を見せた。五輪参加標準記録(1分59秒30)に届かなかったことについては悔しさを見せながらも「もっと練習して世界で活躍できる選手になりたい」と語った。

 串本町潮岬中学校出身。サッカー日本代表の久保建英選手はいとこに当たる。

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