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立命館大生が商品開発 白浜アドベンチャーワールドで販売、和歌山

新商品のアイデアなどを発表する立命館大学の学生(和歌山県白浜町で)
新商品のアイデアなどを発表する立命館大学の学生(和歌山県白浜町で)
 立命館大学(京都市)の学生たちが、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で販売する新商品の開発に挑戦している。秋には具体的な形を作り、来年3月までの販売を目指す。

 園を運営するアワーズ(大阪府松原市)と同大学は昨年12月、地域社会の発展や「人財」育成への貢献を目的とした包括連携協定を結んでいる。今回のプロジェクトはその一環。

 プロジェクトのキックオフとなるフィールドワークがこのほどあり、同大学食マネジメント学部3年生19人が参加。4チームに分かれて園内を巡った後、ギフトショップのグッズや飲食店のメニュー、園内の景観などで気付いた点や新商品のアイデアを発表した。

 学生たちは、園スタッフを前に、商品の陳列方法や照明、メニューの内容などについて、より良くできると思った点を指摘。リピーターを増やしていくためにコレクションできる商品を増やす▽パンダ形のパンケーキにチョコペンで絵を描くイベントを開く▽パンダが食べるササの形をした食べ物を開発する―などを提案した。

 園の各担当スタッフがそれぞれの学生の意見を聞き、「今回の意見を参考に改善していきたい」などと回答した。

 プロジェクトリーダーを務めている同大学3年生の池上真央さん(20)は「今回初めてアドベンチャーワールドを訪れ、とても魅力を感じ、より多くの人にその魅力を伝えていきたいと思った。学生らしさと実現の可能性を両立させた商品を開発したい」と意気込みを語った。

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