硬質岩見つかり掘削難航 すさみ串本道路 橋の基礎工事で和歌山
国土交通省の紀南河川国道事務所は18日、来年春に開通予定の和歌山県すさみ串本道路の工事状況を発表した。開通に向けて工事を進めているが、安指川橋(串本町和深、仮称)下部工事(橋脚工事)の基礎部分の施工で、通常の掘削機械では対応できない硬質岩が見つかり、時間を要しているという。
すさみ串本道路はすさみ町江住―串本町サンゴ台を19・2キロで結ぶ。安指川橋は、和深インターチェンジ(仮称)から新宮市方面に約300メートルの場所にあり、橋の長さは127メートル。
紀南河川国道事務所によると、安指川橋は6日時点で和歌山市方面の橋台が完成、残りの新宮市方面の橋台とその間にある2本の橋脚は施工中。
4月中旬以降、和歌山市方面側の橋脚工事で最大直径約1・3メートルの硬質岩が多く見つかった。掘削機械を大型化するなど対策しているが、掘削に時間がかかっているという。
同事務所は来春の開通に向けて鋭意工事を進めているとし、「対策が必要な箇所が残っている可能性があるため、硬質岩の分布や対策工法について、地質に詳しい有識者から意見をもらい、今後の対応を検討したい」と話している。
すさみ串本道路はすさみ町江住―串本町サンゴ台を19・2キロで結ぶ。安指川橋は、和深インターチェンジ(仮称)から新宮市方面に約300メートルの場所にあり、橋の長さは127メートル。
紀南河川国道事務所によると、安指川橋は6日時点で和歌山市方面の橋台が完成、残りの新宮市方面の橋台とその間にある2本の橋脚は施工中。
4月中旬以降、和歌山市方面側の橋脚工事で最大直径約1・3メートルの硬質岩が多く見つかった。掘削機械を大型化するなど対策しているが、掘削に時間がかかっているという。
同事務所は来春の開通に向けて鋭意工事を進めているとし、「対策が必要な箇所が残っている可能性があるため、硬質岩の分布や対策工法について、地質に詳しい有識者から意見をもらい、今後の対応を検討したい」と話している。